ワイルドスピード ジェットブレイク

映画

せっかく見たので感想でも書きます。

このシリーズ今回で「9作目」なんですね、いつの間にかって感じ。

当然記憶が薄くなっていくので「?」な部分も出てきます、しかしそれも凌ぐド派手なシーンが多いのがこの「ワイルドスピード」の良さではないかと思っていました。

今回はそれにも増して「予習」が必要な作品になったいるのでは無いかと感じた。

ストーリーがどうのって言うより「こいつ誰だっけ」的な部分を多く感じました、もちろん知らなくても話はわかるのですが「理解」したいタイプの人は所々よく引っかかるのでは無いだろうか。

各メンバーに見所はあるもののやはり焦点は主人公にある、カーアクションも殴り合いも、皆それぞれこなすもののイマイチな所に落ち着く。

別の役者を使ったドムの過去編も少しあるがこれがまた印象が薄い!爽やか青年を使ってるせいかなんか気持ちが入ってこない

また弟役にせっかく有名プロレスラーを起用しているのにザ・ロックと絡ませないのは勿体ないと感じる。

格闘シーンは沢山あるがそーゆー映画じゃ無いと思っているのでそこは置いといて、やはり自慢のカーアクションは流石である、今回のネタは「磁石」です。

すげー強力な磁力を発生させる装置を車に付けて、「反発」と「引寄せ」を切り替えアクションをこなしていく、車同士をひっつけたり、また近づいてくる車を反発の力で吹っ飛ばしたり、分かりやすく見ていて気持ちの良いアクションだった。

しかし磁力のアクションに頼りすぎな感じもした

ツッコミどころを探す映画でも無いが今回は特に色々目に付く

でかい車を止める為にそこら辺に止まっている車を引き寄せ、飛ばし、ぶつけるシーンがあるがすごくチープに感じ始める、原因は「数が多すぎる」のでは無いかと思う、一台、一台を重量感ある感じで魅せればもっと良かったような気もする、闇雲に数を増やすより、狙ったところにぶつける等のテクニックもあればもっといいなと思う

過去の仲間が出てくる

死んだ仲間が生きていた

敵だった奴が最後味方になる

分かりやすい「サビ」的なシーンも抑えつつも上手く次へ繋げる伏線を貼る、分かりやすい部分は非常に分かりやすくできている。

宇宙を舞台にしたシーンもあるが正直必要性をあまり感じない、いけるとこまでいっちゃいました感があり無理矢理感が否めない、あと「世界を破滅させる装置」みたいのが出てきますが、これもどうでも良いと感じる、正直物語に全然噛んで来てない、出てこなくても良いくらいのものだった

これを狙う奴として「敵や過去のキャラクター」を出したいだけの「だし」にされている、そもそもよく分からない装置でもある

物語がハイテク化されると必ずと言って良いほど「ハッカー」的な奴が出てくる、総じて優秀であり、あらかた解決してくれる、正直自分は「この表現」が好きでは無い。

増えすぎたキャラの見どころを作るのが面倒になってこないだろうか心配である、邪険に扱われるくらいなら出てこないほうが良いとも思う。

このシリーズも終わりが近いらしい、今回は最後に向けてのただのつなぎの作品となってしまったのでは無いだろうか、ストーリー的な重要な場面は特に無かったような。

所々にブライアン(ポール)を思わせるシーンがあるがこれも賛否あるのでは無いだろうか、事情はわかるが、この感じの出し方は最後まで引きずる感じだなーと思った、正直顔の出さない便利屋みたいな扱いをされている。ファンサービスと言うよりもキャラを持て余してるような感じもする。

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