4/6更新 笑ゥせぇるすまん [SP4] 『雪山惨歌』

アニメ

※少しずつ更新します 

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画像も無しでレビュー

  • 理不尽度・9:一生懸命な行動に対する理不尽
  • 自業自得度・8:仕事をコケにした
  • 変わり種度・7:一般人のヤバイ奴らのおかげ
  • アンハッピー度・7:難なく下山しているなら2くらい
  • 度ーん・3:三段活用ドーン!

概要

今日のお客様と愉快な仲間たち

  • 見地目 苔 (みじめ こける) 24 マンガ家
  • 鬼の編集
  • スキースクールGoGoGo!!
  • 準主役(低IQ)

見地目 苔 (みじめ こける) 24 マンガ家

・彼女いない歴24年、惨めでモテない男性を表現しているようだが「なぜモテない」のかがイマイチ表現されていない、見た目は至って普通でむしろ周りの男性を見渡し比べても「ルックス」は悪くない、中身の方は後にするとして、職業は新人とは言え「連載」を持つ漫画家(現実体験劇場ミジメくん絶賛連載中!)「クソつまらない」のは置いといて内容は斬新!現実体験とは書いてあるがこれから自分(見地目)が体験することが題材となっている、意味分からんし改めて書くがつまらない、しかも現実の見地目は廃業確定!持ち上げてから落とす形になってしまったが「中身」が見地目の一番のウリだと思う、兎に角「行動派」であり自らのスキマを埋める為動いている。

鬼の編集

・漫画家には切っても切れない存在が編集であり、今作に見地目の編集として登場する「鬼田さん」、電話にて開口一番『バカヤロー』と力強く励まし、作品完成に対する不安を抱えた見地目に「ボールペンを叩き折りながら、名は体を表す表情をして、受話器に耳を当ててられない程の力強い励まし」を送る強い味方。期日が迫り責任から逃れようとする見地目に「仏の顔も3度まで」と既に3度目を終えたかの様な表情で猶予を与る優しさと、「ドア」をぶち壊す事も意に介さない力強さを兼ね備え、見地目の曖昧な言い訳も全て把握しつつ、挙句には未完成の見地目の漫画を完成させる多才ぶりを発揮する、何気に健脚でもある。2本の角が生えているかの様な鬼のような「髪型」と、如何なる時も外側へ跳ねている鬼の様な「眉毛」と、生まれつき有るかの様な常にある鬼の様なおでこの「青スジ」と鬼の様な「腕毛」。時折見せる「鬼」で無い時の「イケおじ」っぷりがいい味を出している、対人ぶり(喪黒)は非常に丁寧な対応で暴力的な事は一切なく恐らく見地目(漫画家)以外にはとても紳士的なのでは無いだろうか?

スキースクールGoGoGo!!

・バブル絶直期のスキー場が舞台。今も存在しているのでしょうか?スキースクールは?およそ30年以上前のスキー場を描いているので時代錯誤感が凄まじい、「バブルとブーム」の自乗効果でむしろ一周回って新鮮さを感じる程である、しかし夜行バスに乗りスキー場へと向かう「ワクワク感と非現実感」は令和でも通じるものが有る。そんなブームに乗っかり色んな輩が集まって来る「見地目」「喪黒」「親父ギャル二匹」「絶滅危惧種のキザ男」「人の心を持たない若者が数名」殆ど下等生物しか居ないが数が集まれば熱いものがあり、その熱いものがゲレンデを溶かして行くかの様に熱い物語を進めていく(嘘)

準主役(低IQ)

・バブルが産んだ新人類「親父ギャル」、喪黒を持ってして「心のスキマは無い」と言わしめる存在。平行線の様なお互いの存在であるがその二つが一つのゲレンデに集う!集まるには集まるが接点無し、強キャラが故に下手に接点が無くて良かったと思う、下手に絡ませると話がややこしくなりそう、その点を差し引いても親父ギャルは良い存在っぷりを発揮して今作で活躍する、終始発言は必聴であり日本語の成り立ちの長い歴史を覆すかのような突然変異した言語を「スマート」にそして「違和感」なく使いこなす稀有な存在が準主役として登場する。

立ち位置(もぐちゃん)

  • 未知との遭遇
  • スキーより大事な用事
  • ハスラーモグ
  • 私刑

未知との遭遇

・見た目と発言からして「スキマ無し」と言わしめる親父ギャルとの遭遇。街中ですれ違うだけで接点は一切無いが興味深い存在なのだろうか?自らの存在意義を否定するかの様な存在の後ろ姿をじっと見つめ皮肉まじりの笑いで見送る喪黒、バブル期には掃いて捨てるほど居た奴らとたった1人しか居ない喪黒との対比を描く雑沓とした都会の夜、今回は「未知」どうしの遭遇とは成らなかったが互いの奥底に見える見た目とは相反する存在の希薄さをなんとなく感じる。

スキーより大事な用事

・スーツ姿にスキー板、「大事な用事」がなければスキーをやりに行ったのだろうか?見地目の邪魔をしてそのお詫びとしてスキーバスのチケットを渡すがそもそも「そんな恩」を得る必要はあったのだろうか?結局別のバスでスキー場まで来ている喪黒、出来レースなのはとっくに理解しているが物語への関わらせ方が少し雑に感じる。

ハスラーモグ

・全く意味の無い驚異的なビリヤードの技術を惜しげもなく見せつけ、用事があるとフェードアウトしたはずのスキーツアーに突如現れ、『いつスキー場へ?』との質問に一切答える事なく「疑問と興味」を持たせ『あなた一体?』とお決まり文句を言わせて「すかさず」名刺を差し出す「よくある流れ」、あとは喪黒のいつものペースへ。

私刑

・混じりっけ無しの単なる心配だったのか?順調に埋まり始めた「スキマ」が面白くなかったのか?心配を素直に聞かない単なる私刑だったのか?明確に描かれていないので終盤での喪黒の立ち回りが不明確である。表面だけ見るとクソ野郎どものクソみたいな罠に更に喪黒のクソをぶっかけた様な肥溜めのような話になってしまう、下等生物による「見地目のミジメな話」で片付けられてしまいそうな酷い話になってしまう感じで「惨歌」を題するには少々「薄い」

ココロのスキマ

  • 彼女いない歴24年!

彼女いない歴24年!

・24才で彼女いない歴を悲観するには早いのでは無いだろうか?漫画家だと言う理由で「出会いが無い」と語るがこれまでの失敗やバックグラウンドが一切描かれていないので「悲観」が唐突に感じる、今作で思い切って行動に出て結構ストレートなアピールも出来る好青年なのになぜか打たれ弱い感がある、「名前負け」ならぬ「名前勝ち」とも感じるミジメな見地目。

あらすじ補足

序盤

  • 何語?
  • かつてのスキー事情
  • 絶対にスキーに行く
  • 仏の顔の鬼
  • 見地目から鬼田へ
  • 鬼と福

何語?

・『やっだーゲロゲロー、それってズル過ぎー』何者かの姑息さを「ゲロ」と言う吐瀉物の別名を使い非難する言葉が聞こえてくる、『あんたが言い出したんじゃな』」とド派手な格好の女が同じくド派手な格好の女に応える、『マジ?じゃーマムシドリンク飲んで精をつけておかなくちゃ』と男性を表す♂と女性を表す♀が連なり性行為を表すかの様な卑猥なピアスを付ける女が応える、『ホントはツーショット狙い?みたいなー?』と白を基調としたショートコートとピンクタイツを履いた女が応える、『マンモスラッピー』と何か凄そうな、それはとても凄そうな「ラッピー(ラッキー?)」が有った事を口にする黒を基調としたショートコートと紫と橙のストライプ柄のマフラーをする女が応える、『グラッチェ!グラッチェー』とイタリアの感謝の言葉を繰り返す事による相乗効果を活用するも血を這うような知的水準を感じさせる女が応える、話は共に盛り上がりを感じさせ会話が進む。場所は大都会の交差点、時は真冬の夜、人々でごった返す街中を2人は歩いている、、、、のを喪黒が見ている『ほーっほっほっほ親父ギャルには心の隙間など無いのかも知れませんね』と「隙間基準」でしか判断はしていなが今後一切関わる事が無いであろうとも感じる「突き放したかのような」感想を語りつつ喪黒は歩き出す、そして「私の名は喪黒福造、、、」オープニングが始まる。SPにありがちな無駄とも時間稼ぎとも取れるスケールのでかい表現は置いといて強烈なキャラが関わってくるワクワク感を感じる。

かつてのスキー事情

・一目で分かる時代錯誤さ、言語化するのは困難であるがなぜか一発で「古い」と判断出来る「スキーウェア」を着た青年が華麗にそしてダイナミックにゲレンデを滑り降りて行く、彼だけでなくそこら辺に居る人たちも「同じ感じ」である、時はバブル真っ盛り「老いも若きも男も女も」みんな「雪」を楽しんでいる。突如青年の横を滑る同じく「一目で分かる古さ」を身に纏った若い女がハデにコケる、女はそのまま滑走しスゲースピードで滑り落ちていく、『あー!助けて〜!』、青年がサラッと追いつき抱き抱え、エッジを効かせ雪を舞あげ静止する、とんでもない荒技を披露するが気になるのは「そこ」ではなく止ったその先である、崖である、映画や漫画に出てくる崖である、滑った先が崖ってどんなスキー場でしょうか?。ギリギリで止った2人だが高さに驚いた女が男に抱きつく、『すみません、どうもありがとう』と首の振りだけでロングのソバージュをかきあげ上目遣いで男に感謝を伝える、そして『どうぞ』と目を瞑り顔を近づけ唇を寄せ「何か」を提供しようとする、冗談は置いといて男の方も「唾を飲み込み」「舌で唇を舐めずり」「唇だけを10センチ程伸ばして」それに答えようとする、、、が雪で滑り崖下へと転落して行く。からのー「現実への帰還」自室で寝ぼけたのか机に向かった椅子から後ろへと転がっている、机には書きかけの漫画「ミジメくん」、マンガ家「見地目苔」の登場!

絶対にスキーに行く

・『はい、見地目ですがー』と何故か机の引き出しの中にある電話の受話器を取り応える見地目。『バカやろー!編集の鬼田だ!』と名乗る前に激しい怒号から入り既に「キレて」いる鬼田からの原稿の催促の電話がくる、そして絶対に今夜までに原稿を渡す約束を取り付け鬼田は電話を切る。見地目は『まだ5ページもある』と書きかけの原稿を眺めながら落胆している、「ミジメくん」と言うキャラがスキーをしているだけの内容であり「こんなストーリー」でどう5ページ分引き伸ばそうとしているのか気になると言えば嘘になるが一応頭に入れておこう。今後の予定を書いたホワイトボードが目の前にある、「21金曜からスキースクールで28金曜に帰宅」、そして本日が21金曜でそこには「締め切り」と書いてありしっかりスケジュールを組んで取り組んでいる立派な青年である、『スキースクールGOGOGO!』と「デカくそして赤文字」で書いてありプライベートにも並々ならぬ意気込みと計画性を感じさせる好青年である、強いて短所を上げれば「その通り」になって無い事だけである。見地目は机に向かい『今年こそは彼女いない歴24年に終止符を打つんだ!』と力強く腕を掲げ、スキー用のゴーグルを掛け『絶対スキースクールに行くぞ!』と決心して原稿に取り掛かる、、、のをアパートの外から喪黒が見ている。因みにタイムリミットは6時間らしい(見地目談)

仏の顔の鬼

・6時間後なのだろうか街は夜の帳が下りている。『あのヤロー!新人のくせにいつもいつも遅らせやがって!』と新人見地目への「期待」と「心配」と僅かな「怒り」を携えて自ら原稿を取りに行くべく見地目宅へと「いつもの表情」で向かう「出来る編集鬼田」。「ドン!ドン!ドン!」木製の玄関の扉が叩かれる音で見地目が目を覚す、時刻は「21時25分」原稿作成開始直後に速攻寝ていたようだ、『あーヤバい、もースキーバスが出ちまう』と先ずはバスの時間を気にする見地目に玄関の外から声がかかる、『コラー!見地目、開けろオイ!居るのは分かってるんだぞ』、見地目『あーどうしよ、まだ終わってないよ』と焦りながらしっかり準備を終えている「スキースクール用のリュック」を抱えながら右往左往。鬼田からの更なる追撃が入る『貴様ー仏の顔も3度までだぞー!』と3度目だからまだ釈明の余地があると言う意味なのか?既に3度目が過ぎているから弁明の余地は無いとの意味なのか?少々疑問も残るが鬼田の顔は「仏の顔」の次の段階に来ているのでそこは察しよう。応答が無く痺れを切らした鬼田が「3回のタックル」で扉を開けて?中に飛び込んで来る、机には原稿が入っていると思わしき封筒が置かれている『疑問、驚愕、拍子抜け』どれとも取れる言語化が困難な唸り声を上げつつ『なんだ、珍しく原稿終わってんのか』と封筒を手に取る。

見地目から鬼田へ

・手に取った封筒の下にぺらいちの「鬼田様」と書いてある紙を見つける、『田舎のオヤジが突然倒れたので夜行で実家に帰らねばなりません誠に申し訳ありませんが原稿は未完成です下書きは終わっていますのでどなたかに頼んで仕上げて下さい誠に勝手ですが何卒よろしくお願いします』と多々ある誤字脱字で書かれた手紙を「鬼田と見地目の声」で奏でるハーモニーで朗読されるロマンチックなシーンで締められる。内容がまだ咀嚼出来ていないのか落ち着いた口調で鬼田は語り始める『確かこの前は、北海道のおじさんを勝手にぶっ殺してたな、、、今度は親父かー!!』と後半には顔面の骨格が変わる程に「鬼のような」今風に言えば「変顔」へと変貌を遂げて見地目から鬼田への手紙はクシャクシャにされる。因みに見地目は窓からタオルで作ったロープで脱出している(その際に落下したのかフェンスが大きく変形している)とても無傷とは思えない惨状だが次のシーンでは期待と不安に胸を膨らませ元気よく「I ❤️LOVE SKI」のクソダサリュックを背負い夜の街を駆けている。

鬼と福

・線路脇に凄まじい量の自転車が止まっている道(駐輪場?)を見地目が走っている、息も絶えだえであるが安堵したのか立ち止まり後ろを振り返る、、、半端ない探査能力を発揮し鬼田は既に後方30メートル程に距離を詰めている、『なんでー!?』と見地目が驚愕している間にも「見地目の3倍のフレームレート」のピッチの細かさで手足を振り真冬の夜の街を方や「完全防寒」、方や「袖を捲ったワイシャツ」の男2人の「追いかけっこ」がスタート!、『殺されるー』とビビり散らかす見地目に鬼田が迫る!ゴールは間近(知らんけど)見地目が角を曲がりフィニッシュを決めたい所だが路駐の自転車に躓きコケる、身地目がコケる(見地目苔)、更なる不運が見地目を襲う!数台の自転車に押し倒され身動きが取れない!その間にもカーブミラー越しに見える鬼田が眼前に迫る!鬼田は「法を犯すのはお構いなし的」な表情で今まさに「その角」に差し掛かる、、、絶対絶命!かと思われたその時『もしもし』と黒い影が鬼田の眼前に立ちはだかる。「物理法則」が乱れたのか鬼田が勝手に後方へと吹っ飛び自転車を複数台薙ぎ倒してして倒れる(ぶつかった様子は無く一般市民を傷つけまいと鬼田は自ら後ろへと飛んだ説濃厚)、倒れた鬼田にその黒い影は『おやおや、すいませんでした』と謝罪をするものの続けて『4丁目はどの辺か教えてて頂けませんか?』と道を尋ねる、鬼田は「判別不能な唸り声」を上げながら立ち上がる『私は急いでいるんだよ』と「ブチ切れて」はいるが粗暴さは感じない出来た大人の対応である。『そんな事仰らずにお願いしますよ』と鬼田に掴み掛かる喪黒『この辺はあまり詳しく無いんだよ!』と丁重に断る鬼田に引き下がる事無く喪黒は『一緒に探して下さい』と乱取り状態、『そんな暇は、、、』と、もみくちゃになってる2人をカーブミラー越しに見ていた見地目は踵を返し一目散に駆けていく。

中盤

  • 屁尻高原スキー場(新宿から約8時間)
  • 1人は居るヤベー奴
  • やるじゃないの!見地目さん
  • 股から木に突っ込んで雪が落ちてくる
  • 不平等条約
  • 室内スキー
  • バースデー
  • 酷いマナー
  • やっと名刺

屁尻高原スキー場(新宿から約8時間)

・新宿駅西口に辿り着いた見地目、それらしきバスを見つけ腕時計で時間を確認して更にチケットでバスの詳細を確認『間に合った!』とバスへ駆け出した刹那!スキー板でフルスイングされる(自ら当たりに行くスタイル)、どっから湧いたのかスキー板を担いだ黒スーツのおっさんが側に立っている、『これはとんだ失礼を、、』と喪黒が謝罪するも見地目は顔面の痛みで悶絶している、その隙にバスが出発、見地目は必死に追いかけるもバスは行ってします『行っちまった、、僕のスキースクールが、、』と倒置法を交えながら切なさを表現している。ゲームオーバーかと思われたが背後から救いの声が掛かる『私のせいで降り遅れてしまったようですな〜では私のチケットを差し上げましょう』と喪黒が見地目にバスチケットを差し出す(チケットの備考欄に注目、名刺も兼ねている?)。行き先は同じ(屁尻高原スキー場)で15分後に出発らしい、『あなたはどうするんです?』との見地目の問いに『オーッホッホッホ、私他に用事が出来てしまいましてキャンセルするのも勿体無いのであなたのような方にお譲りしようかと思っていたのですよ、お金は一切頂きません、今度は乗り遅れないでください』と言い消える、本当に消える。鬼田との絡みをどう決着付けたのか気にもなるが、15分前ギリギリまで「譲れる相手」を探す行動が謎過ぎる(出来レースだろうが)かくして見地目は無事屁尻高原スキー場へ出発!(本来のバスでは行方不明状態?)って言うかスキー場の名前酷すぎじゃね?

1人は居るヤベー奴

・『本日はご利用頂きましてありがとうございます、、、』と車内でアナウンスが流れている。そして見地目の前の席に座る男の異常行動が気になって仕方ない「明らかに他人である女性客に対してがっつりビデオカメラを向け撮影している」、当然に女性側はとても動揺している様子。アナウンスが続き異様に細かいスキースクールのクラス別のプリントの説明、三日後にバッチテストなるものがあるらしい。スキー経験が無いのだろう明から様な憂鬱顔で項垂れている見地目を先程登場したカメラ小僧(恐らく同年代)がファインダー越しに見ている(撮影してる)、『オタク、スキー初めてですね?』どう見ても行きすぎた行動であるが見地目とは自然に会話が続いている、そんな中頭の悪そうな女の声が聞こえて来る『や〜だ〜どうしよう、あつこー、私たち初心者って訳じゃないしー』冒頭に登場した親父ギャルが2人が登場!2人は4級からスタートする事を決めて会話は続く『なんちゅーかほんちゅうかー?』『人間だよーん!』と一般人には理解が追いつかないが2人は楽しそうに会話が続いてる(まむしドリンクを飲みながら)そんなルックスに全振りした女を見て自分も4級にする事を決意!見地目は「ホのじ」である(顔真っ赤)。そしてそのバスに続くようにもう一台のバスが登場する、、、、喪黒を乗せて

やるじゃないの!見地目さん

・『原稿ーー!!』と鬼田の熱い励まし?の幻覚に苛まれ見地目が飛び起きる(バス車内)、時刻は不明だが明らかにみんなが寝ているので迷惑も甚だしい、窓から外を覗くとちょうどトンネルを抜け一面銀世界が広がる素敵な風景、見地目は期待に胸を膨らませ目をキラキラさせている。ホテルのロビーにて2枚目気取りの講師がスクールの説明をしている最中「スイカ」みたいな?格好をしているカメラ小僧がカメラでそこらじゅうを撮影している側で親父ギャルが「ゼッケン」を付ける事に対して不満を口にしている、『アフタースキーが楽しみねー』『もーアンタ何考えてんのよん』と2人の超絶下世話な会話に割り込んで来るように見地目が『あのーゼッケンもらって来ましたよ(1番と2番)』と早速ポイント稼ぎをしている『お二人は続き番号の方がいいでしょ』との気の使いようで迫る、ユウコは(白い方)『ありがとうー』と相変わらず舌足らずな返事、上手く取り入ったかのように見えたが、アツコ(黒い方)が『どうもご親切様』と何故か混じりっ気の無い嫌悪感丸出しの表情で『ヨウコ行こ!』と行ってしまう、そんな様子にもお構い無しに見地目は『僕、見地目って言います、どうぞよろしくー』と更なるアピールをする強メンタルの見地目。そんな一部始終をスイカ野郎が撮影している『やるじゃないのー見地目さん!』更に見地目が取った行動の意図を読み取り『オタクのゼッケン(3番)も連番だからあの子達といつも一緒に行動出来るもんねー』図星を突かれて照れるしかない見地目にスイカが更なる追撃『ぐっへっへっへーエッチ』バブル期のセンスはよう分からん。

股から木に突っ込んで雪が落ちてくる

・ゲレンデの中腹にてレッスンがスタートする。『では、順番に滑ってみて下さ〜い』と甘ったるい感じにコーチが声を掛ける、『1番行きまーす!』とアツコが「ボーゲン」で滑り出す、コーチの脇を抜けクルッと方向転換して止まる(性格に難はありそうだがスキーは卒なくこなす)、『うま〜い、うま〜い、綺麗なフォームだよ〜』「〜」で分かるように無性に腹が立つ感じ。『次〜2番〜』ユウコ『ハ〜イ!』(こっちは舌たらず)、滑り際に残り香で側にいた見地目がトランスしている(全身がふやける)、そしてユウコも卒なくこなす、『あ〜スッバラシ〜、まいったな〜そんなに滑れるんなら君達直ぐに3級に行けそうだな〜』と何故か「外人風」も合わさってきたコーチの「わっしょい」の不快感がすごい、お褒めにあずかった親父ギャルがツーショットで喜び合っている『やったねユウコ!』『うれぴー!』。40〜50mは離れている見地目が『うれぴー』と賛同している(どんな聴力してんだよ)、『おーい、どうした!次!ゼッケン3番急げー!』と明らかな対応の差に一切は臆する事なく見地目が滑り出そうとする『足は内股にして、、、」動作の確認をしつつも全然滑り出さない、『オラオラ!何モタモタしてるんだ、早くしろー!』清々しい程の差別だがバブル?だから仕方が無い、むしろ気になるのは見地目の方で「物理的におかしいだろ」って思う程滑り出さない、「ストック」でガシガシ漕いでいるのに進まない、やっと滑り出したかと思えば驚異的な脚力で「六甲」(六甲山なの?)と書かれたスキー板を振り回して歩きだすように進み、今度は完璧なボーゲンとストックのブレーキにも関わらず止まれない!『ユウコさーん!』と絶叫しつつ『止まらない!止まらない!』とユウコの方へ直滑降していく(下の方で横並びに突っ立てるキザ男と親父ギャルもどうかと思うが)激突寸前にどうみても静止状態だったコーチが「カタパルト?」でも付いてんの?ってくらいの勢いでユウコを抱え見地目を躱わす。見地目は見事な「M字開脚」のまま滑降して行き画面を白黒暗転させる程?の勢いで木に激突する(もちろん股から)、更に「男性特有の衝撃」を全身で表現して最後は「お約束」を受ける(雪が落ちてくる)。大変な事故にも関わらずアツコが嘲笑してコーチも『危ない奴だなー』と断罪する。雪に埋もれた見地目が雪から顔を出して一言『ミジメ、、』って言うのをどこから湧いたのか「4番カメラ小僧」が撮影している。

不平等条約

・カメ子(結局こいつの名前は?)が撮影していた「股から木」の映像を何が面白いのかカメ子の仲間2人(超タレ目と細目デブ)と何度もリプレイして何度も爆笑している、見地目はホテルの一室で「その辱め」に一切文句を唱える事なく吹雪く夜の雪山を眺めている(って言うか奴らと同室なのかい!)。映像には親父ギャルも映っていて「人格欠如」の三人が「どっちが良いか」等としょうもないやり取りをしている。映像にはゲレンデで「雪合戦」してる迷惑行をするユウコが映し出されていて見地目が物欲しそうに眺めている、突如4番カメ子がその間に立ち見地目を指差し『悪いけど、オタクじゃ釣り合い取れないよ』と牽制、そして見地目と4番のしょうも無い意地の張り合いが始まる、要するにスキースクールが終わるまでにユウコを「モノにする」って話し、そしてその報酬は「なんでも奢る」と言う至って普通なモノ、逆も同じ(3人対1人なのでどう考えても不平等ではある)。意地の突っ張り合いで盛り上がるホテルの一室を外から眺める影が、、、

室内スキー

・何用の部屋か分からないが部屋の中央に暖炉がある何やら豪華な部屋で夜な夜な見地目がスキーの練習をしている、フィッシャーマンセータにブーツと板とストックを装備し片手に教本を持ち板の取り回しの練習をしている、『これじゃ3級どころか4級も危ないなー』と自らのスキルに落胆している『ちくしょー!なんとしてもユウコさんをモノにして見せる!』と行動力とやる気があるのに空回りしているのがミジメである。そしてそんな様子を窓の外から少し雪が積もった喪黒が覗いているシーンで「アイキャッチ」。翌日そんな「室内スキー」の「おかげ」なのか見地目は一切上達していない!?相変わらずゲレンデを転げ回っている、しかし転げ回りながらもコーチ(キザ男)、1番(アツコ)、2番(ユウコ)、3番(見地目)と順番通りに滑っている、時には顔面を擦りおろしたり、時には宙を舞ったり、時にはハブられたり?、時には崖から落ちたりと散々だが彼なりの一生懸命さを感じられる、しかし才能は感じられない。

バースデー

・『ハッピーバースデー!』、、、ツッコミ所にツッコミが追いつかないが順を追って。まずは「えらい用意が良いな」出先で誕生会なんて簡単にできないよホテルの計らいだろうがまさにバブル的、主役はユウコで何歳になったかは不明だがケーキには3本ろうそくが立っている、参加者だがユウコ、アツコ、カメ子、超タレ目、細目デブ、見地目、そして「茶髪のそばかす女」、、、誰?と言うかいつの間に誕生日を祝う間柄になってんの?打ち解け早すぎじゃない(ユウコとカメ子の出会い最悪だったじゃん)、しかも知らない女が1人混ざってるし。まーそんな面々が一同に『ハッピーバースデー!』とユウコを祝う場面だが早々に見地目がやらかしてくれる、見地目はパーティー開催初っ端に「クラッカーで顔面を爆破する」本来なら速攻パーティーは「お開き」なレベルだが一同が爆笑!、カメ子は撮影で構わずパーティー続行、カメ子は更に「吹っ飛んだ見地目」に対して『オタクコケるのだけは一級ですねー』との皮肉を放ち翌日のバッジテストについても触れ見地目を嗾ける、『僕はね本番に強いタイプなんだよ』と根拠一切無しの強がりを返す見地目だが、親父ギャルが3級を受ける事とテスト以降練習場所が変わる事を聞かされ動揺する(賭けの負けが確定する)『彼女を本当に落とせると思ってんのー』とのカメ子の追撃に汗だくで動揺何かを決心する!

酷いマナー

・顔面汗だくで何かを決心した見地目の目線の先には「ビリヤード」をしているユウコとアツコが居る、そこへ「生まれたばかりの子鹿」よろしくガクガクの足取りで見地目が近づく(彼の緊張が伝わる)。『誕生日おめでとう!』見地目は満面の笑みでお祝いを告げ2人へカクテルを差し出す、ユウコ『はぁ?』と呆気に取られる、アツコ『あ!コーチ!』とコーチの存在に気づいてユウコを連れて去っていく。先ずは「マナー」についてだが去り際に2人とも「キュー」を片付けていない!ユウコはアツコに手を引かれ連れて行かれたので片付ける間も無く壁に立て掛けられたままである、問題はアツコで明らかに「放り投げて」行きやがった、カクテルを差し出す見地目の脇を悲しく倒れるキュー、、、差し出すカクテル(赤色と青色)にそれぞれ顔が映り込む乙な演出、そこら辺を全て無かったものにする酷いマナー、序盤から「明らかに避けてる」感があるアツコだが(理由は不明)そこはあからさまに且つ丁寧すぎる所作の方がなんて言うか「悪人なのに良い奴」的な矛盾を抱えた良さげなキャラになったと思う、しかし今思えばユウコを守っているのだろうか?とも疑問が残る。この酷いマナー以上にイカれた反応を見せたのがユウコである、ハッピーバースデーと共にケーキを囲んだ間柄でありそのパーティーの最中で祝辞を口にしながらも笑顔で差し出された更なるお祝いの酒を目の前に「はぁ?」と一縷の理解を示さないその現状把握能力の無さに驚愕した。

やっと名刺

・コーチを挟んだ形でバーのカウンターに座るユウコとアツコはしょうも無い会話で盛り上がっている、、、のを悲しげな表情で眺める見地目、、、を撮影しているカメ子、『お話にならないねー』と人間性の欠片も無い捨て台詞を吐き捨て去っていく。俯き終焉を覚悟したかのような面持ち「瞼は開いているのに目を閉じている」と言うとんでもない矛盾を表す表情で落ち込んでいる見地目、、、の傍から喪黒のおっさんが登場する『ほっほっほ』相変わらず「いつの間にか現れる」。見地目『あなたはあの時の!』当然忘れようもないシチュエーションとそのつら、「あの時」のお礼をちゃんと改めて伝える見地目、お礼には及びませんと徐に「ビリヤード」を始める喪黒、つらは置いといてスーツ姿でキューを構える姿は堂に入っているそしてかっこいい、『いつスキー場へ?』との(ごく自然かつ最大級の不明点の)見地目の問いを自然に交わし手玉を突く喪黒、どんな球筋を通ったかよく分からんけど全部がカップイン(手玉を残して)、『すごい!あなた一体?』とモグちゃんあるあるの「職業間違われるヤツ」の流れかと思いきや喪黒は自らの離れ業をドヤることもなく帽子で隠した表情(でかい口は丸見え)をなぞるような落ち着いた口調で一言『わたくしセールスマンです』そして名刺が差し出される。

終盤

  • 特注専用スキー用具
  • ドーン!有効利用
  • 実力とマンモスラッピー
  • スキー上手はモテる

特注専用スキー用具

・「吸う」と言う誰でも出来る事が出来ない喪黒はストローを歯で噛んだ状態でカクテルを吸い上げているそして飲み終え『私の仕事はあなたのような寂しい方の心の隙間をお埋めする事なのです』、「はぁ?」と万人が取るであろう反応を見せる見地目(コーチとアツコと3人でどっかに行くユウコが気になり話半分って感じ)、喪黒『何かお悩みのようですな?』と俯く見地目に悪魔の誘いを掛ける、『いや別に、、』となんとか躱わすも『遠慮なさらずにお話を聞かせて下さい、ご相談に乗れるかもしれませんよ〜』と呑気な追撃に弱りきった見地目のメンタルが折れ『あの〜』と弱々しくそして切実に語り始める。身の上を一通り話し終え(割愛)彼女を作りたい一心である事も伝えきった見地目、「室内スキー」が行われた暖炉有る部屋で燃える薪を前に喪黒は一定の理解を示しながら見地目に次から次へと「スキマ」を晒させる。バブルの象徴「ディスコ」、屁尻高原スキー場にも常設されている、滑った後に踊るなんてどんなスタミナしとんねん!結局何しに来てんの?と思いたくなるアホそうな輩が多数踊り狂っているディスコの脇を喪黒と見地目が歩いている。ユウコにまるで相手にされてない事を愚痴りながら森の奥へと進んでいく、時には慰められながら、時には「チャンスはある!」と鼓舞されながら、終始自信なさげな見地目は特にスキーに対する不安を口にする、そんな見地目に喪黒は『あれをお貸ししましょう』と森の奥を指差す、ライトアップされた木に囲まれたちょっとした広場にスキー用具一式が置かれている(ストックがキザギザ?でスキー板の先端には喪黒の顔がある酷いセンス)『こっこれは?』と伝説の武器を前にした勇者かのような反応を見せ恐る恐る近づく見地目、喪黒『特注で作ったあなた専用のスキー用具一式です』と(見地目の何知っとんねん&そんな暇あるかいは置いといて)語る、見地目は『こんな高級な道具僕には使いこなせませんよ』と既に価値を理解した?様子、そしてまだ弱音を口にする見地目に喪黒は『オーッホッホッホ』とゆっくり指を指し始める。

ドーン!有効利用

実力とマンモスラッピー、

スキー上手はモテる

最終盤

  • 何が言いたいんです?
  • 結託?
  • 雪山ディスコ
  • まだ出てくんの?
  • あのバカは何処へ?

何が言いたいんです?

結託?

雪山ディスコ

まだ出てくんの?

あのバカは何処へ?

感想

・女性の扱いが下手

あとがき

・普通に下山してれば、、、

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