笑ぅせぇるすまん 60 『離婚倶楽部』

アニメ
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画像も無しでレビュー

  • 理不尽度・2:元嫁が酷いが報われる
  • 自業自得度・9:決意した結果いい方向へ
  • 変わり種度・8:モグちゃんすげー良い人
  • アンハッピーエン度・1:ハッピーエンド、※0でも良いくらいだがドーン!の影響があるかも?
  • 度ーん・2:性的嗜好を変化させたのか?

※元々そーゆーっ気を持っていたかは分からないがそれはそれでハッピーエンド

概要

今日のお客様

  • 福水 凡 (ふくみず ぼん)35 ホテル宴会係
  • 既婚(高江、再婚) 子なし 逆玉の輿 姑(菊)
  • 凡曰く「結婚生活は砂を噛むような毎日」

福水 凡 (ふくみず ぼん)35 ホテル宴会係

・人生の門出を祝福するなんていいお仕事(喪黒談)をする、小太りのおっさん、年齢は35歳だがとても35には見えない、顔のパーツが大体丸く小太りを強調している、ぴっちり中分の気の弱い男。

既婚(高江、再婚) 子なし 逆玉の輿 姑(菊)

・歳は不明だが恐らく同年代の高江(美形には描かれていない)、実は再婚であり元旦那との離婚理由は不明だがヒントは出ている(後述)、結婚時おかっぱの時点ではまだ可愛げが有るが、その後のパーマ頭になるとブス度合いが非常に増す。姑(菊)は常に着物を着ているが顔は「いじわる婆さん」そのもの。嫁実家は資産家らしく(経緯は不明)でかい家に住んでいる、嫁の親父は死んでいるのか一切登場しない。

凡曰く「結婚生活は砂を噛むような毎日」

・女性に縁が無く、何度もお見合いに失敗してやっと見つけた妻、しかも逆玉の輿、家柄も何もかも過ぎた相手らしい(凡曰く)しかし砂を噛むような毎日(後述)

立ち位置(もぐちゃん)

  • 誰を祝う?
  • 羨ましい
  • 覆水盆に返らず

誰を祝う?

・結婚式の司会をしている凡、一段落してトイレへ、小便器に向かい用を足していると明らかに「居なかった」のにいつの間にか隣に喪黒がいる(小便をしている)、しょうもない冗談から始まり雑談が始まる(小便しながら)、自己紹介ついでに名刺を渡す(小便しながら)、仲良く「アレ」を振って小便を終えるとホテルの中庭へ、ここで初めて気づくのだが喪黒は明らかに「誰かの」結婚式に参加している形跡がある(蝶ネクタイを着用)しかしその点は最後まで不明。

羨ましい

・「人生の門出を祝福するいい仕事、あなたのようなハッピーな人が羨ましい」と何故かすごく「ワッショイ」する、これは凡の事情を知った上で敢えて凡の口から「ココロのスキマ」を言わせようとしている。凡はまんまと罠にハマり「実は、、、」と不満を語り出す、適度に且つ的確に相槌を打ち、次から次へと聞き出し、挙句の果てに「だったら別れればいいじゃないですか?」と無責任も大概の発言をして凡に困惑と驚きを与える、凡は不満を語りがならも苦労してやっと見つけ結婚した相手だと半ば諦めと無理やりながらの満足感を持っている様子。

覆水盆に返らず

・無理やり納得しようとする凡に追い討ちを与える喪黒、「冷え切った男女の仲はなかなか後戻りできませんよ、覆水盆に返らず」と、、、さらに「離婚すべき」と「トドメを刺し」にかかる喪黒(何故か男女の事を語りたがる)、しかし凡は「離婚したくても出来ないから悩んでいるんじゃないですか」とちょいキレ気味に喪黒と別れる、その際に喪黒は「気が変わったらいつでもご相談に乗ります」と更に誘惑する。

ココロのスキマ

  • 家に居ても身も心も休まらない。

・体のいいお手伝いで、たまの休日も運転手兼荷物持ち、安月給だとバカにされ(約19万)、男の立場が無く、家に居ても身も心もちっとも休まらない、、そんな私(凡)が職場では幸せいっぱいのカップルのお手伝いをしているんですから皮肉なものです、とも語る。

家に居ても身も心も休まらない。

※お手伝いと不満を垂れているが家族構成がババアと嫁と凡だからそりゃ凡の役割になるでしょう、個人感覚になるが逆玉に乗ってんだから金の事は言われても耐えるしかない、嫁実家に住んでるんだし。不満を語る回想シーンでは何故か凡はでかい家なのに婆と嫁の側に居る(自分の部屋も無いのだろうか?)軒先で気まずそうにタバコをふかしている暇があるなら嘘ついてでも外に出ろよとも思う。

あらすじ補足

序盤

  • 悪態
  • 誰の?
  • 離婚したいのか?

悪態

・結婚式の司会の仕事終え凡はトイレに入る、「何が”お二人に幸多かれと祈る”だよ」と自らの発言を真っ向から否定し、更には「クソっ!」と悪態を付く(小便しながら)、「おしっこなのに”クソ”ですか?」と汚い言葉満載のクソくだらない冗談を凡の死角から放つ喪黒、驚く凡を尻目に「先程のあなたの司会ぶりは素晴らしかったです」と嘘くさい賞賛をする喪黒、この発言から誰かしらの結婚式に出たかのような感じだが何とも不相応な感じはある、「他人を祝う」と言う感情が喪黒にはあるのだろうか?

誰の?

・喪黒は常に黒いスーツ、冠婚葬祭いつでもどこでも参加できる格好である、今回は白とグレーのストライプの蝶ネクタイをお召しになって登場!明らかに誰かの結婚式に出ている、、、誰の?気になる所であるが一切触れずスルーされているので知る由もない。しこたま凡の不満を聞き出し自分が入り込む余地を模索する喪黒、「離婚すべきです」と無責任な発言をして終いには凡を怒らせる始末。

離婚したいのか?

・無責任発言に反発したものの、自分の立場に不満が募り感情が不安定になる、感情とは裏腹に仕事には力が入っていて盛大に他人様の祝福している、そしてまたトイレで悪態を付く、そんな壊れかけの状態で嫁と婆の居る家へと帰る。

中盤

  • 嫁と姑の会話
  • 機能不全疑惑
  • 種馬じゃないんだぞー!
  • 後の祭り
  • 入会条件
  • カードーン!

嫁と姑の会話

・「ただいまー」、、、「ただいまー」、、返事は無い、家が「デカイせい」もあるかも知れないが明らかに聞いていない。廊下を進む凡、戸の閉まったリビングから嫁と姑の会話が聞こえてくる。「やっぱり我が家の家風には合わない」といきなり凡をディスる婆、嫁「今更何言うのよ、孫の顔見たいって言うから焦って再婚したんじゃない!」何やら情報量が多いぞ!つーか再婚なのかよ!凡知っているのか?流石に知っているとは思うがなんで別れた?、婆「2年も立つのに肝心の孫はいつになったら見られんのよ」との発言に嫁が暴露を始める、、「私だってイヤイヤながらもそれなりに頑張ってるのよ!」と、よもや何を頑張っているのか書く必要は無いがこの発言は凡にしたらキツイ!

機能不全疑惑

・キツイ!、、、が凡は耐えた、ここまで耐えれたら大したもんだよ、大きくため息をついてやり過ごそうとするが婆が続けて、「ねぇもしかしたらあの人種なしじゃないのかい?」と、、男性機能を否定されるだけならまだしも嫁が止めを刺しに掛かる!「えー、弱いし、早いし、その上、、、なの?」と、、、そりゃー「弱早無」の三拍子が揃ってるのは堪らんがそれを母娘で話合うもんなの?凡が不憫すぎるだろ!以前の結婚生活もこんな感じで駄目になったんでしょうかね?、、散々「粗チンだのフニャチンだの被ってるだの種無しだのとディスっておいて」ここでやっと嫁が凡の存在に気づく!(廊下で聞いてた)

種馬じゃないんだぞー!

・あの温厚な凡が明らかに「キレて」いる、ガラスの扉越しにキレ顔で登場して部屋に飛び込むや否や「俺は種馬じゃないんだぞ」と超キレている、しかしこのご時世「そんな生活」も有りなのではないのだろうかとも思う今日この頃。我慢の限界だと主張し家から出ていくことを2人に伝える(キレながら)流石に2人とも驚いていたがその後は大した変化もなくまたどこかで「種馬」を探して家に迎え入れるのでは無いだろうか、なんせ逆玉だからね(その後の様子は不明)。

後の祭り

・まだ怒りが収まっていないのか、勇ましい顔で「魔の巣」の扉を開ける凡、すると突然フラッシュが焚かれ一面光に包まれる、喪黒が目の前でカメラを構え写真を撮っていた「お待ちしておりましたよ、福水さん」(そーいや福水って苗字だったわ)。男のプライドを元に一代決心した凡に喪黒は離婚届を差し出す、困惑する凡だが喪黒は「善は急げ」と後押しする、しかし凡は急に「弱気な面」になって「実は離婚したとしてもその後どうしたらいいか不安なんですが、、、」と自分がやっちまった事に不安を感じ始める凡、そんなフニャチン凡に喪黒は一枚のカードを差し出す。

入会条件

・ここで初めて救済内容が提示される、差し出されたカードは悪趣味且つ下品な「金のラメ」凡の顔写真と名前とバーコード。喪黒「離婚した男女の集う社交倶楽部ですよ」と説明を始める、「離婚した者だけが入会資格がありパーティーを通じて新しい生涯のパートナーを見つけることができるのです」「この倶楽部に入れば必ず生涯のパートナーが見つかりますよ」と何故かバツあり同志をくっ付けたがる謎の倶楽部。凡は疑う事なく信じきり「超ノリノリ」の様子しかし!喪黒「ただし条件があります、今度パートーナーを見つける時は相手のルックスや財産などでは判断してはいけません、大切なのは愛情です」、とデカイ面のドヤ顔で言うがそもそも凡は当てはまるのだろうか?前の結婚を踏まえた上で言っているのだろうが、財産は良しとしてルックスでは選んでは居ないハズ、財産に関しても「それ」目当ての様子は無かった、以前もそれなりの愛情を持って2人は一緒に(少なくとも凡は)なったハズ、、、と思いたい。っとまー下手な擁護は置いといて凡は上記の忠告を「もちろんですともー」なんてにやけ面でヘラヘラしながら承諾している。

カードーン!

・しかし「にやけ面」が一変する、凡「本当に私のような男でも、、、」と自信なさげに俯き萎える凡、喪黒「自信を持つのです!」「自信を持って離婚倶楽部へ行くのです!」と凡の離婚倶楽部カードを目の前に見せつけるような形で「アレ」行っちゃいます、、、ドーン!!

終盤

  • 船(離婚倶楽部)
  • ありがちな出会い方(正美)
  • 2人に乾杯(喪黒)
  • 私たち結婚しました
  • お前って呼んで

船(離婚倶楽部)

・豪華客船に一隻の小型ボートが向かっている、、、凡「喪黒さん一体どこまで行くんですか?」喪黒「もうすぐですよ」、、、って喪黒のヤロー船運転してるよ!正式なライセンスを持ってるとは思えないが以前にトラックを運転してる事もあったので船舶免許も持ってるかも?。凡は白のタキシード、ガッツリ決め込んでやる気まんまん、船内に入るや否や喪黒は凡を置いて「では私はこれで、、」と退散、どうやら喪黒にその気や資格はないようだ。

ありがちな出会い方(正美)

・船内の豪華さに困惑しながらも、どう声を掛けるか思案しながら船内を歩き回っている、船内は非常に広く男女問わず沢山いる、しかし時々横切る女性に気が行くがニヤけ面して過ぎ去ってしまう。そんな凡の目の前に1人のボーイが現れ「お飲み物は如何ですか?」と銀のトレーニ乗せたカクテル(ピンク色)を差し出す、「ありがとういただくよ」と少し調子こいてる感じにカクテルに手を伸ばすが横からもう一本腕の出てくる!、正体は喪黒のおっさんじゃなくて金髪美女!金色の髪に青い瞳、黄土色のドレス(露出多め)に赤いイヤリング、お互い手がぶつかり出会いのきっかけとなる(すげーありがちな演出だがそもそもあの状況で後から手を伸ばす方もどうかと思うが、、、どう考えても凡の目の前に来てたからね)

2人に乾杯(喪黒)

・っとまー野暮なツッコミは置いといて2人は早速見つめ合い頬を赤くしてなんか知らんが「いい感じ」になっている。その見つめ合う2人の状況を察してボーイが一礼して去って行くが「すごく出来たボーイ」だと感心しつつ良い演出だと感じた。船内がライトダウンしダンスパーティースタート!凡は意を決して「私と踊っていただけますでしょうか」と美女を誘う。そしてお互いは手を取り合いダンスを楽しむ、その後はグラスを傾け「何か」話に花が咲いている様子、更にカップルの沢山集まっている船外に出て2人は景色を眺めながらお互い見つめ合っている、完全に「デキている」と言って過言ではない状況で2人は唇を重ねる、、、のが見えてるかどうか知らんが離れた場所に泊まっている小型ボートの上で喪黒がグラスを片手に2人の行く末を祝福しているような感じで描かれている。喪黒の良い人感が出てるし演出としてもなかなか良い場面である、マジで良い人に見える。

私たち結婚しました

・魔の巣に郵便が届いている、誰かからの手紙(文面意味不明)や電話代の請求書(4千円程)その中に凡と美女(正美)がタキシードとドレスで仲良く写っている手紙がある、文面は「私たち結婚しました」喪黒への感謝の言葉も添えられていてとても幸せそうである、しかも魔の巣に喪黒の姿が無い、すでに目は通しているとは思うが何か「粋な演出」に思える。ホーッホッホなんて言いながら手紙を見てたら良さが半減してるところだった。

お前って呼んで

・どこぞの一室にて朝食を食べている凡「うんうん、うまい!うまい!最高の朝飯だよ」、テーブルに座り朝食を取っている凡の前にエプロン姿の正美が居る、凡「いやーほんと君と結婚してよかったな」と米粒を顔につけながら大満足の朝食。正美「いやーん君だなんて他人行儀な呼び方はやめて、、」と凡の側に寄り添い「お願い”お前”って呼んでちょうだい」と船上とは打って変わって饒舌に喋りだす(船上では一言も発して居ない)その声は明らかに男性である、見た目に変化は無いが口の周りにはうっすらと髭が生え、喉仏が強調されている、どうやら「元男」のようだ。しかし2人の間では何ら問題では無く凡が「愛してるよお前」と愛を囁き2人は唇を重ねる。

感想

あとがき

・喪黒が最後の去り際に「世の中変わりました、愛にも色々な愛があるんですね」っと言っているが当時としては時代を先取りした感じがあったのではないでしょうか?自分はストレートではあるがこれも一つの愛であると認識しています、強いて何か突っ込むなら正美はどうして前の結婚が駄目になったんでしょうかね?

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