笑ぅせぇるすまん 59 『愛妻弁当』

アニメ
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画像も無しでレビュー

  • 理不尽度・3:ちゃんと言い訳考えろよ
  • 自業自得度・8:簡単な忠告を無視
  • 変わり種度・8:主人公でも喪黒でも無いヤバい奴!
  • アンハッピー度・2:これ解決じゃね?
  • 度ーん・6:間に合ってませんが、、、

概要

今日のお客様

  • 我妻 毅(わがつま つよし) 28 サラリーマン
  • 既婚 妻(花子・問題児)
  • 一見羨ましくも有り、微笑ましくもある、、、

・よくある「どこぞのリーマン」、見た目は「なよっちい」感じは有るがちゃんとした仕事と家庭?を持つので社会的地位はある。職場での人間関係に問題は無さそうで仕事も出来そう(想像)、性格は珍しく常識的で好青年(しかし完璧では無い)、こんな「いいひと」が、なぜ「あんな女」と、、、

・名は花子、所謂綺麗系でロングのソバージュ。毎朝欠かす事なく夫の弁当を作っている、朝に夫を送り出す際は布団を干す等をしているので家事全般は問題無くこなしている様子。普段からダイエットを心がけ、トレーニングジムにも通い健康、美容面でも気を遣っている模様。夫を非常に溺愛しているようで恥ずかしげもなく愛情を身につけるエプロンや弁当に表す。強いて問題点を上げるなら暴力的でヒステリックで味音痴で浮気性なくらい。

・物語の冒頭では「こんなヤローにスキマなんかあんのかよ?」と思う程、嫉妬的な感情も含め思う。「見た目」の良い献身的な妻を持つ「いいひと」の日常を単に垂れ流すつもりかよっ!と、さえ思ったがそんなわきゃ無い!花子を含む2人の「やばい奴」のせいで我妻は元より喪黒でさえも普通に見える(実際大した問題行動は無い)。

立ち位置(もぐちゃん)

  • ダイレクトキャッチ
  • 味覚
  • 交友関係

・相変わらずどこにでも現れ、尚且ついいタイミングで出現する。我妻が今まさに愛妻弁当をゴミ箱に捨てようとする瞬間(弁当箱をひっくり返して中身だけ捨てようとする)に喪黒は両手でゴミ箱を塞ぐように前に差し出し、弁当箱から落ちる中身をキャッチ!ものすごいタイミングで登場する喪黒、「あいつ弁当捨てそう、、」とか思いながら見ていたんでしょうかね?

・キャッチしたからには食べたいのでしょう、我妻に確認を取り手のひらに乗せた中身を、デカイ口へと流し込み一気喰いをする喪黒、意外にも食に関しては堅実的な面が見受けられる『54・家庭菜園』食に関する造詣も深く何かしらの理由やトラウマがあるのかも知れない(知らんけど)。悪食のイメージが有り(実際有る)何食っても平気な感じがするが今回は一味違う!食べた直後にデカイ顔を真っ青にし「不味さ」に悶絶する喪黒、「み、水、、」と息も絶え絶え苦しそうに水を要求するも、何故か牛乳を渡され(理由有り)一気に牛乳で流し込み急死に一生を得る。我妻も「不味さ」は認知している、意外にも味覚は一般人と変わらないようだ。

・喪黒を初見で「何の」セールスマンか判断できる者は少なく今回も例に漏れず「弁当屋のセールスマン」と勘違いされる、しかもその後「ココロのスキマ」の説明をするが大抵は理解されない、でも大概ボランティア(タダ)って事を伝えると少し乗る気になる。今回は喪黒の知り合いの「一流ホテルの料理長」と「謎の大男」が尽力してくれる、料理長の方は明確に知り合いと言っているが大男の方は何者でどんな関係で、そもそも知り合いなのか不明なところがあるが「良い味」を出しいる。

ココロのスキマ

  • 花子のメシ(弁当)が不味い!

・しょーもな!や、くっだんねー!等とも思うが自体は複雑、不味い理由はしっかり有り、解決出来なくも無い程度の問題で有るが本当の問題はそこじゃ無い!

あらすじ補足

序盤

  • 健脚夫婦
  • 許せ!
  • 話が分かる喪黒
  • 花子ラッシュ
  • それなりのスキマ

・慌てて家から飛び出す我妻、自宅は4階建てマンションの一階。「行ってくるよ」と花子に声を掛けて足早に家を出るとすぐ後ろから花子も飛び出し来る、2〜3秒ほどの差で外に出たがすでに我妻を見失っているようで辺りをキョロキョロと見ている。駿足我妻が電車の駅に着くと何故か安堵の様子、どうやら花子から逃げているようで完全に逃げ切ったと確信し胸を撫で下ろす、、、しかしその瞬間!颯爽と自転車に乗った花子が現れる。「あなたー、はい!」と弁当箱を差し出す花子、声色から察するに「ぞっこん」である、身につけているエプロンには恥ずかしげも無くハートマークと「スキ」の2文字、とんでもないセンスだが恋は盲目とはよくいったもので、、、。何故か広辞苑さながらの弁当箱を受け取った我妻は「スゲーがっかり」している。それにしても夫婦共々健脚である。

・正午のチャイムが鳴りお昼休み、社員達は様々な場所で昼食を取っている。我妻は公園らしき一角のベンチに座り弁当を膝の上乗せ憂鬱そうに蓋を開ける、、、「銀色のドカベン、サイズは辞書並み、蓋にはトマトの絵があしらわれてLOVEの文字、中身は何かを象ったゆで卵、タコさんウィンナー、うさぎのりんご、三食ご飯、海苔で作ったスキの文字」不審な点は無く愛情が溢れているのが分かる、、、しかし「許せ、、」と呟き申し訳なさそうにそして悲しそうに隣のゴミ箱へダンクシュート!

・からのー「キャッチ&イート」(立ち位置・味覚参照)そして死にかける喪黒、水を求めるが牛乳を渡され、牛乳で流し込み起死回生!(弁当が不味すぎて我妻は毎回パンと牛乳を買っている)。「どうやら奥さんは味音痴なようですな」とイキナリ他人様の奥様をディスり始める、、、が我妻も理解&納得、そしていつの間にか「嫁のメシマズ」話が始まる。我妻が「家内は全く料理が作れなくて、、」と言えば喪黒は「良い料理の本が出てますよ」と返す、しかし花子は見た目ばかり真似して味は駄目と悲しげに語る我妻、理由もあり自分は太り過ぎを気にしてダイエット食品しか食べないらしい(「プロテインシリアルヤセルン」って言う名のカロリーゼロのシリアルを食べている描写あり!これ食ってる意味あんの?メシにカロリーゼロって、、)これだけの情報で喪黒は「自分で味見をしていない」と導き出し「それでは上手になる訳ありません」と的確な推理。朝と夜は理由を付けて食べずに誤魔化すがその分の愛情が昼の弁当に集中してしまっていると嘆く我妻。

・前に一度弁当を残して帰った事を語り出す我妻、、、。「私のお弁当を食べきれないなんて、、、」と悲しげな花子、あれだけの量の弁当をしかも残したのはウィンナー2本半と野菜のカケラだけ、、続けて「会社の女の人と食事したからなのね、、、」と明らかに勘違いからの発言(我妻は接待だと弁明)さらに「一生懸命愛情を込めたのにひどい!」と目を潤ませ、声を震わせ、手で顔を覆い後ろを向いてしまい「くそめんどくさい状態」になる(押し付けるような愛とは?)非が無いのは明らかだが慰めようと近づく我妻、その刹那!鍛えた抜いた体幹を生かした振り向き様半回転スマッシュ風張り手が我妻に炸裂する!、大の男がのけぞる程の威力、さらに「愛してるって言ったくせに!」と声を荒げ我妻の頭部を拳で殴打(愛してるとは言っているだろうが若干意味を履き違えてるような)、「料理が美味いねって言ったくせに」とも言いラッシュは続く(これは我妻が悪い、嘘はダメ)

・一部始終を聞いた喪黒は「幸せいっぱいのような新婚さんでも、それなりココロのスキマがあるんですね」と軽くまとめて自分の入り込む隙を開拓する、ここでやっと我妻から「あなたは誰ですか?」と聞かれ名刺を差し出す、早速弁当屋のセールスマンに間違われるが喪黒は大雑把な釈明をしてから「ある提案」を持ちかける。

中盤

  • 弁当交換!
  • 花子ラッシュ2
  • 美味い弁当
  • 幸せ出勤
  • 詮索禁止

・「ハイ!お弁当」と我妻は朝花子から弁当を受け取ると明らかにテンション低く背中を丸めながら出勤して行った、旦那の異変に気づけよ!とは思うが元気よく我妻を見送利ながら花子はハート柄の酷いセンスの布団を干している。正午、、我妻は会社の側にある階段の下にある「キモい地蔵」の前でキョロキョロしている、すると地蔵の後ろから現れる喪黒(もはや普通)「さあ、お弁当を交換しましょう」と黒い重箱を我妻に差し出す、喪黒は毎日12時にここで弁当を交換する事を約束する(時間に地蔵前に置いておく)すると我妻は「本当にいいんですか?」と花子に対する負い目なんぞ一才なく「不味い弁当」を渡すことに気が引けている様子、喪黒は「世の中は広く奥さんの味付けを好む人もいるバズ」と見切り発車状態で「不味い弁当」を受け取る。

・去ろうとする喪黒を呼び止める我妻、「その弁当洗わないで返して欲しいんですが、、、」と誰が食ったかしれない衛生観念そっちのけの要望を伝える、我妻「前に一度、会社の女の子が洗ってくれたことがあったんですが、、、」と(どーゆー状況?とも、まー有りそうか〜?とも思う)話始める、、、花子「今まで一度もお弁当箱を洗ったことなんてなかったのに、、、」と悲しげに眉をひそませ「誰かに食べさせちゃったのね」と、どえらい飛躍した勝手な予想を語り出す、我妻「いや、会社の女の子が、、」と、気の利いた嘘は付けねーのかよ!と思う程のバカ正直さと語彙力の無さで釈明しようとする我妻、花子程のサイコパスにそんな「正しい言い訳」が通じる訳もなく、「女の子にあげちゃうなんて、、ひどいっ!」花子は目を潤ませ、声を震わせ、手で顔を覆い後ろを向いてしまい「くそめんどくさい状態(2回目)」になる、非が無いのは明らかだが慰めようと近づく我妻、その刹那!、、(あらすじ序盤・花子ラッシュ参照)。

・何がツボったのか知れないが喪黒爆笑(人がボコられる話がツボなのだろうか?)明日も弁当を交換することを約束して喪黒は去っていく。我妻はいつものベンチ?で重箱を開ける、中身は鮭の切り身2ヶ、ステーキ2枚、謎の巾着1個、切った海苔巻き2個、偏りは感じるものの確かに豪華そうに見えボリューミーしかしこれで半分!重箱は二段になっている!しかし紹介はされず、、、気になる。「美味いー」と何故か舌を天に突き出し叫んでいると、いつの間にか同僚が周りを囲んでいて愛妻弁当に関心を寄せている、我妻は満更でも無い様子で「ハハハッ、まーね」と愛想笑い?本気?どんな感情?。夕方、キモイ地蔵前に置いてある「不味い弁当」を回収する我妻(空なのを確認する)、鼻歌まじりにルンルン気分で帰宅する様子を遠目に見ている我らが喪黒。

・「ハイ!お弁当」と花子から「不味い弁当」が手渡される、この「不味い弁当」が「美味い弁当」に交換されるのを知っている我妻はハイテンション!「じゃ行ってくるよ」と花子に声を掛け元気よくご出勤!花子は相変わらず元気に「いってらっしゃーい」と酷いセンスの布団を干しながら声を掛ける。とても良い幸せそうな新婚夫婦の朝の風景。早速クソ不味い愛妻弁当が美味い弁当に交換され我妻は昼食タイム、中身は鯛一匹、椎茸3枚、カニのハサミ2個、栗ご飯的なヤツ(重箱は二段だが下段内容は不明)。「うわー!」とアホみたいに喜んで食べ始める。(若干中身に疑問があるけど争点では無い)

・「おかげ様で毎日が楽しくて仕方ありません」と我妻は「魔の巣」にて感謝を伝える、続けて満足気な様子の喪黒に「当然浮かぶ疑問」が投げ掛けられる、「あんな美味しい弁当は一体どこから持ってくるんですか?」、話を濁したり、詮索しない約束をするかと思いきやあっさり「私の知り合いに一流ホテルの料理長が居て、厨房で余った料理を折詰にしてもらったもの」と、軽い自慢混じりで白状する、するともう一方のが気になるのは当然である、「あんな不味い家内のドカベン、本当に誰かが食べているんでしょうか?」もはや家庭崩壊クラスの発言であるがそれに対する喪黒の答えは「おっとそれは聞かないでください!」そこは伏せるんかい!出どころは明かして、行き先は秘密とは「気にさせ方」が上手いね!。「上手い弁当を食べ、家庭円満を続けたいならその事は詮索しないことです」と念を押す喪黒、「ちょっと気になっただけで、、、」と動揺する我妻だが同然である。

終盤

  • 食ってる人
  • 約束とは?
  • 花子ラッシュ3
  • 大男の住処で、、
  • NTR

・翌日(不味い弁当は上手い弁当に交換済)重箱の蓋を開けると、頭付きの海老3尾、寿司6貫(マグロ三貫、イクラ二貫、うに一貫)、謎の黒い物体?アンコ?(相変わらず下段は不明)、「すごいエビだー」とアホみたいに喜ぶ我妻、「うまーい!」やら「最高の味!」と涙を流しながら感激している(結婚前から大したもん食って無いんじゃないかと思う)。夕方鼻歌まじりに重箱をキモ地蔵前に置くために向かうと先客が地蔵前に居る、、、「キモい奴が居る」キモ地蔵が擬人化したような大男(格好は水色ジャージで控え目アフロを持ち目がヤバくて日常会話不可って雰囲気)が「不味い弁当」を地蔵前に置いて去っていく、遠目に見ていた我妻は去ったのを確認すると地蔵前に行き重箱を置く(またあいつが取りに戻ってくるのか?)、遠くに見える「大男」の背中を眺めながら「あの人が、、、」と興味を持ち始めたが「詮索しない約束だった」と興味と疑問を振り払い「家庭円満と美味い弁当」を守り抜くために踵を返す。

・地蔵からどのくらいの距離なのだろうか?公園によく有るようなの小屋であの「大男」が横になって寛いでいる、、、、のを我妻が見ている!そして最速クラスで約束は破られる。興味津々で見ている我妻だが「空の不味い弁当箱」を地蔵前に忘れた事を思い出し駆け足でその場を後にする、、、のを喪黒が見ている。

・地蔵前に戻ると猫が弁当を漁っている、残り物があったのか?それはそれで問題だが平気そうに猫が弁当箱に顔を突っ込んでいる、我妻が猫を追っ払うが弁当箱は綺麗に舐め尽くされている(猫の味覚には合うのだろうか?)。花子ラッシュのトリガーに指が掛かる、花子「私が愛情込めて作ったお弁当なのにまた誰かに食べさせちゃったのね、お弁当箱が舐めたみたいにキレイよ、、」(弁当箱がキレイだと誰かが食べていると言う謎の思考回路は置いといて)、我妻「そっそれは猫が、、、」バカかこいつは?挽回不能な発言で墓穴を掘る我妻、花子「猫にあげちゃうなんて!ひどい!」と、「いつものアレ」の件になってラッシュスタート!とはならず、ここで我妻は思考を巡らせる、まず花子の射程範囲から一歩後退し安全圏へ、そして「いやー君の弁当は本当においしかったよ」とおべんちゃらを始める、駄目押しに「海老なんかもう最高」と付け加え「決め」にかかる!、、、が花子は「海老」に反応!ドスの効いた声で「海老なんか入れてないわよ」と振り向く(なんかどっかで聞いたことあるような展開では有るが)、我妻「あっ!しまった!」と自ら白状するかのような反応を見せ慌てふためく、その刹那!ラッシュスタート!今回のラッシュは「スーパーラッシュ」とでも言っておきましょうか、いつものラッシュに加えて「出ていけー」が追加、そして「椅子の投擲」、更には「2人掛けテーブルの投擲」のオマケ付き(とんでもない腕力)。

・何故か我妻はボロボロの状態であの「キモい大男」の小屋にやってくる、近くの水道で顔を洗い「今日はウチに入れてもらえそうにないな」と呑気に考えていると雨が降ってくる、堪らず小屋に身を潜め「大男」が来ないかの心配をするが「別の男」が現れる、その男は「私の忠告を無視して詮索しましたね」と「早約束破り男」を咎め「早く帰って奥さんに許しをもらった方がいいですよ、さもなくば、あなたは全てのものを失ってしまいますよ」と意味不明な事を熱く語り、更に事態を飲み込めてない我妻をよそに「急ぎなさい、全てを取り戻すために、、」とやけに大袈裟に言い放ち、小屋に雷が落ちた?呼んだ?と同時に「ドーン!」が炸裂!

・玄関の前に立つ我妻、どう切り出すか迷っているが意を決してインターホンを押そうとする、、、と家の中から花子の声が聞こえる、聞き耳を立て更に聞くと花子が笑っているのが分かった、事態を飲み込め無い我妻は玄関脇の小窓から家の中を覗く。花子「はい!あーん」と誰かとテーブルに座り「その誰か」にウインナーを食べさせている、視点がズレ誰かの正体が判明!「キモ大男」が「美味しい!僕ちゃん幸せ」と両手の人差し指を両頬に突き立てヨダレをたらし感激している(字面じゃ意味不明)、花子「はーい、次はこれーっ」ととても幸せそうに「あーん」している、(花子もこれがしたかったのだろうと思うと何とも居た堪れない)、そんな様子を見て我妻は「ギンギンにおっ勃てる」事は無く、怒りに歯を食いしばる(へー奥さん取られて怒るんだーと思ったが)が目を潤ませて諦めたのか?吹っ切れたのか?膝から崩れ落ちる。

あとがき

感想

・ドーン!意味無さすぎるってのと大男に謎が残るものの、これは完全に救済の話であると思う。あとウインナーはどうやっても美味いだろ?どう不味くさせんの?

コメント

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