25/3/11 更新
画像も無しでレビュー

- 理不尽度・6:サラリーマン純度の低さが災い
- 自業自得度・8:ナチュラルボーンダメヤロー
- 変わり種度・4:佐保のおしりが心配(意味深)
- アンハッピー度・5:スキマ完埋?
- 度ーん・2:あるある
概要
今日のお客様とその家族とその他
- 佐保 民夫 (さぼ たみお)37 セールスマン
- 嫁(名前不詳)娘(たみこ)おばあちゃん(名前不詳)
- その他
佐保 民夫 37(さぼ たみお)
・成績不振の「不動産セールスマン」社名=丸丸開発)、本人曰く「生まれついてのナマケモノ」(特にバックグラウンドは無く(そもそも描かれてる奴は居ないが)出だしから動物園のベンチでサボっている姿で登場する。一目でわかる「ダメさ」が一際目を惹く、不二子漫画に登場するマスコット的キャラを「足して割った」ような風体であるが「愛らしさ」を持ち合わせている訳でも無く「憎めない人柄」でも無く「しっかりしたダメな奴」である
嫁(名前不詳)娘(たみこ)おばあちゃん(名前不詳)
・恐らく専業の嫁、名前も与えられずババア(義母)の何が気に食わないのか?聞こえる距離で愚痴を垂れるルックスも含めて古き良き「ブスな嫁」って感じ。民夫の娘で「たみこ」、、、名前の遺伝率はほぼ佐保だが見た目はしっかり嫁と折半していて「不二子漫画に出てくる幼女」を足して割った様な見た目である(憎めないブス)、部屋で遊んでいる最中に「散らかしっぱなし」と嫁に注意をされる理不尽な仕打ちを受けるのを最後に出番を終える。髪型はポンパドールにリーゼント、必要以上に甲高い声に巨大な前歯が一本、和服を着こなし「婆さん」のトレードマークと呼ぶべき「謎のこめかみのテープ」を搭載したステレオタイプの姑、嫁の何が気に食わないのか?聞こえる距離で愚痴を垂れる古き良きおばあちゃん。

その他
・動物園の園長として登場する男は「喋るゴリラ」と言うのが適切な表現であり知的さも行動も「ほぼゴリラ」である、そして上司として登場する男は「オッサンになったガリガリ君」としか表現出来ず見た目に負けず劣らず「熱い男」であり、行動理念は純度100%の「パワハラ」だがその軸には営業成績を元に正当な評価を出来る人間性を持つ、その他にも朝礼にサングラスで現れる同僚や顔の三分の一が唇?の同僚が居るが全く話で触れられないので割愛。
立ち位置(もぐちゃん)
- 呆れる喪黒
- 乳首解禁
- 中間搾取
呆れる喪黒
・時折現れる同業者(セールスマン)、そのセールスに対する「想い」を語る場面があり、今回は「諦めのいい佐保」に呆れている。喪黒『呆れましたねー、よくそれでセールスマンが務まりますなー』と「皮肉」を交え尚且つ「鼓舞」も兼ねての期待を込めた発言にナマケモノが答える、、、佐保『務まらないからナマケモノが羨ましいんです』、心身共に「終わってる奴」である。
乳首解禁
・ふくよかな体系、透き通るような白い素肌、一部界隈に絶大な注目を浴びそうな体躯をしている喪黒、黒いスーツの上からでも分かる「ガチムチ(主にムチ)」の喪黒がとうとう「乳首解禁!」、サウナにて惜しげもなく解禁!普段のピッチリスーツからの解放!完全無修正!ポロリは無いよ!乞うご期待!
中間搾取
・セールスにおける「手付金」にあっさり「手付」する喪黒、所謂「横領」である、中間搾取と言う甘いものでは無く全額を懐に入れる荒技、初期の作品と言うこともあるのか「一銭も頂かない」事に対するスタンスがいまいち固まっていないのか、その理由と使い道がイマイチ物語に上手く組み込めていない。
ココロのスキマ
- ナマケモノが羨ましい
ナマケモノが羨ましい
・『一日中デレーンとぶら下がって寝ていればいいんだから』と憧憬の眼差しで語る佐保、「彼らからすれば暇なのでは?」とナマケモノ目線で彼らの本音?を代弁する喪黒に『理想的な生活』とはっきり答える佐保、なぜ人間として生を受けてしまったのか悔やまれる。
あらすじ補足
序盤

- 動物園のベンチ
- 細い目の細目君
- 精神棒
- ナマケモノの正体
- 佐保の人生観
- 動物園の園長は動物
動物園のベンチ
・「老いも若きも、、」の時点でサボっている佐保、家族連れで賑わう動物園のそれまた人の通りが多い「トラの檻」の近くのベンチを完全に占有する形で横たわり、顔には「まんが公論中央」と言うコンセプトがまるで伝わってこないが逆にちょっと見てみたいと思わせる謎の雑誌で目隠しをし、実は仕事で来ているので持参している契約書等が入っているであろう封筒を枕に「瞼を半分開けながら白目を閉じる」謎の高等技術により安らかに寝ている現代で言うところの「アホ毛」をふんだんに生やし「藤子不二雄キャラ」で言うところの「ドラえもん」や「ポコニャン」にみられる上唇が異常に発達している「あひる口」の「スゲー奴」になってる37歳には見えない小太りのおっさんが今回のお客様。
細い目の細目君
・少々時間は遡る(恐らく動物園への外出前)佐保の勤める不動産会社のトップセールスマン「細目」が週刊契約高を表彰されている。細目は名前負けする事なく、若しくは「細目姓」の宿命なのかしっかりとした細目で最早「目が線」である、遺伝がそうさせたのか、生活環境が目を細めたのか知る由はないがせめてそれ以外は「普通にしてよ」と思う、目が細ければ体も細い、顔も細けりゃ顎も細い、ボクサーなら致命的な弱点になるであろう細く尖った顎を持つ、頬骨が目立つが健康そうではあるのでご心配なく、トップセールスマンなだけあって清潔感があって紺のダブルのスーツに紺の蝶ネクタイがよく似合っている、声が甲高い濁声なのがセールスマンとしてはハンデとなりそうだが、そのハンデも打ち消す何らかの「ウリ」があるのだろうか?って言う一連(主に序盤)の表彰式をボケーっと見ている佐保、ここで上司(ガリガリ君が50代くらいになりました的な見た目)から名指しを受ける『それに比べて佐保!!』同僚からの視線を一身に集める。
精神棒
・『君は何だね!今週もまだ一件も契約取ってこないじゃないかー!』同僚の集まる前で怒鳴り散らす上司、これだけでも令和の時代では問題になるがこの後更にとんでもない「パワーなハラスメント」が炸裂する!『すみません、、』しょぼくれて謝罪する佐保だが「よくある事」なのであろう誠意を感じられない、、、だからと言って「精神棒」はダメだよー精神棒は、、、。佐保を名指しした時点から上司の手元にある木刀を短くした様な棒が気になり始める、佐保の眼前に突き出したり何かしら「やらかし」そうであったが正確な使い道が判明する。『精神棒食らわしたる!ケツ出せー!!』?!視聴者は一様に?が頭に浮かぶであろう、そしてその後一様に異様な光景を目の当たりにする。おっさんがおっさんにケツを突き出し、突き出された側が「根性」と彫られた木の棒で突き出されたケツを縦向きの結構な勢いでぶっ叩き『ヒー!ヒー!』を悲痛な声を上げながら耐えるオッサンを周りを複数のおっさん達がニヤつきながら鑑賞している、ぶっ叩く側は『このー!このー!』と私怨でも混ざってんのか?と思わせる勢いで「6発」以上は精神棒を喰らわしている。
ナマケモノの正体
・動物園にて目覚めた佐保はナマケモノの檻の前でナマケモノの説明が書いてある看板を読み上げている、『ナマケモノ、品種類アルマジロの仲間、南米に住み木の葉を食べる』と言う「へー、アルマジロの仲間なんだー」との感想とそれ以外の情報薄っ!って思う説明を読み上げ佐保は『羨ましいなー』としみじみ心底から彼らに対する「憧れ」を口にする、そこへ謎の「動物」が声を掛けてくる『失礼ですが何が一体羨ましいのです?』、佐保は「後方左右」を首を振り確認するも「声の主」が見つからない、そこへ『ここです』と真後ろから立ち上がるように姿を現しデカいツラが現れる!さてこの動物は何科の何目なんでしょう?

佐保の人生観
・ぶら下がるナマケモノを指差し(ココロのスキマ:ナマケモノが羨ましい)の件がある。この話の題材とも呼べるナマケモノ、当然その姿は絵がかれるのだがどんでもなく「太々しい」この上無い、実際の写真の方がリアルなのに可愛さが勝っていると言う矛盾を感じさせる程に「ブサイク」に描かれている、まるで「目ヒト科ヒト属サピエンス種」特にオスの「オッサン」と呼べれる年齢のような感じ。そのナマケモノをして『理想的の生活』と言わしめ、『生まれつきの怠け者』と自負し、社会の流れに付いていけてない事を理解するも抱えるもの(家族)の為にナマケモノになれない「ジレンマ」を抱える。
動物園の園長は動物
・『しかしのんびりと動物園の散歩を楽しんでいるじゃありませんか』とナチュラルな皮肉を食らわす喪黒、しかし佐保は「怠け者らしからぬ発言」をする『とんでもない、ここへ来たのも仕事ですよ、ここの園長さんに別荘をセールスしに来たんです』。喪黒『売れましたか?』共にセールスマンなのか気になるのだろうか?何か自分のセールス道にプラスになるものがないのか貪欲に取り入れようとする姿勢に相変わらずセールスマンとしての能力の高さを感じる、、、が問われた方のセールスマンがしょうもない奴である、、、『アフリカの土地なら買ってもいいが日本の土地ならいらないよ』と佐保のセールスの末に断る園長とその一部始終が描かれる、そしてそこには多数のツッコミどころが伺える。園長の描かれ方、動物園の園長だからと言って「ほぼゴリラ」で良いはずがない、日本とアフリカを謎に比較する点や人との会話中に突然「ドラミング」を始める異常性、それらを統合した上で容姿も合わせて算出されるインテリジェンスの低さ、茶色を基調としたスーツで身を固めているがなぜか「セールスを断る際にセールスマンを突き飛ばす」危険行動も出るので早めの駆除を期待する。そんなことをされれば誰でも引き下がるだろう、しかし喪黒は『呆れましたねー、よくそれでセールスマンが務まりますなー』と断罪する。
中盤
- サウナー
- 共通の後ろめたさ
- 嫁と婆の「ちょっと聞いてよー」
- 精神棒2
- 煽り合戦
- 無い事は無いやる気
サウナー
・「サウナでも行きます?」とでも話したのでしょうか?突如場面はサウナへと移る。サウナ内にて喪黒が佐保へ問いかける『佐保さんはよくサウナに来るんですか?』、佐保『ガツガツ駆けずり回ってもしょうがないので月の半分はこうやって』と「ガツガツ」も「駆けずり回って」も無いのに「やっても無駄的」なセールスマンらしからぬ思考を織り交ぜつつ続ける『パチンコも金が掛かるし、喫茶店もそう粘れない、ここが1番ですよ』、発想の貧困さが垣間見えるが時代もあるのだろう。喪黒『しかし真昼間から結構暇な人が多いもんですなぁ』と賑わいを見せる銭湯を見廻し湯船にに浸かりながら一般人をディスり始める、喪黒『皆さんどんな仕事をしてる人達なんでしょうねぇ』。さらっと場面が進むが喪黒は乳首を解禁!一際白い肌を惜しげもなく披露!腰に巻く白いタオル並みの白い肌と特殊性癖を持つ御仁方大注目のわがままボディに注目が集まる。しかし乳首の位置がなんかおかしい、、、。

共通の後ろめたさ
・『共通の後ろめたさが有る』と佐保が語り始める、何度も通う内に顔馴染みが増えるが言葉を交わすことは無いらしく「30年前も今も」変わらない人間の心理が働き「おっさん達の哀愁」が漂う、周囲のおっさん達が勝手に「類は友を呼ぶ」扱いされているがあながち間違ってはなさそうだ。場面は入浴後、喪黒と並んでソファに座っている佐保『怠けているのが1番』とソファに寛ぎながら「頭の吹き出し」にナマケモノを浮かべ(動物園に居た汚ない奴)ご満悦の表情でリラックスモードへ移行、常人には理解しがたいマインドフルネスをおっ始める、その横で同じくソファで寛ぎながら「謎のABCDと書かれたピンク色の雑誌(エロ本?)」を読みながらアイスクリームを食べる喪黒が如何に正当なリラックス方法なのかが良くわかる。
嫁と婆の「ちょっと聞いてよー」
・「TBS」と書かれた謎のカーキ色の寝巻きに着替えながら佐保は『ちょっと聞いてよー』と始まる嫁の愚痴にすでに嫌気が差している。今は自宅、帰宅早々にいつものルーティーンなのか嫁が仕掛けてくる!佐保『後にしてくれよー、1日中駆けずり回ってヘトヘトなんだからー』と有りもしない過去を語りその場を逃げようとするが別の敵?援軍?が現れる。襖が開き「イカして風体の佐保の母」(今日のお客様とその家族とその他:嫁(名前不詳)娘(たみこ)おばあちゃん(名前不詳)参照)が参戦してくる『そうですよ!民夫は働いて帰って来てるんですからね、嫌な話なんか聞かせないで気をぼぐしてやるのが嫁の勤めじゃ無いのかい!それがなんだい!お前と来たら』と令和の現代も有るんですかね?こんな嫁と姑の関係?古き良きとは言い難い時代を感じるやり取りに嫌気が差し、佐保はババアの怒涛の連続攻撃を静止することを諦め隣の部屋へと逃げる(しかしババアが付いてくる、『ちょっと聞いとくれー』と言いながら)。不満や怒り、負の感情の噴出の出鼻を挫かれた嫁が民子をロックオン!『民子!ダメじゃない!散らかしっぱなしで!』と静かにパンダの絵本を読みながらぬいぐるみが6個程周りに置いてある状態を指摘し緊急事態でもあるかのように無茶苦茶に叱責する!完全にとばっちりを喰らった民子は佐保(民夫兼父)に泣きつく!普通に可哀想なんだが、、、。三つ巴の戦い(嫁・婆・娘)が冷めやらぬ最前線の横(隣の部屋でまだバトってる)で佐保は眠りに着く、、、ナマケモノに想いを吹けながら。
精神棒2
・『サボー!お前はそれでもセールスマンかー!』と朝礼時から社員の面前で成績不振を詰られている「あの精神棒」を使って(序盤:精神棒参照)。相変わらず絶好調の細目くんはニヤ付きながら「おっさんがおっさんを折檻する姿」を眺めているが、その他の社員は「明日は我が身」と感じているのか「ただ単」に異様な光景に身がすくんでいるのか複雑な表情で「それ」を眺めている。やられる方も見せられる方も痛ましい光景なハズが細目だけがご満悦の表情、目は細いが神経は図太い。一方、精神棒を振る上司も悲痛の心情、叱咤の激励での愛の鞭として心を鬼にしてやっているのだろう、『今は金あまりの時代なんだぞー!リゾートの1つや2つ売れなくてどうするー!』表情や言葉、仕草からは全く感じられないがきっとそうであろう、致し方なく上司は佐保のケツにフルスイングしている、、、8発ほど。
煽り合戦
・「鉄のケツ」を搭載しているのか全くダメージを意に介した様子は無くスムーズな足取りで会社を後にする佐保、常人ならケツが三つに割れてもおかしくない衝撃だが痛がる様子も気にする様子も無い、すでに複数に割れているのかどうかは知ったこっちゃないがしかし表情は非常に重く深いため息と瞼を開けたまま白目を閉じる荒技を繰り出している。そんな佐保の背後から声が掛かる『おーい!佐保、お前はホントにダメなやっちゃなー』ここまでストレートな嫌味は聞いたことは無い、むしろ清々しいくらいである、続けて細目は『俺に金を寄越せば客を転がしてやってもいいぜ!、おりゃ手が周りきれずに困ってんだ!』と何の裏も無くナチュラルに優秀な細目(本当にただ単に優秀)が取引を持ちかけて来る、「口は全開き、目は半開きのアホみたいな表情」で一連を聞いていた佐保だが眉毛を「W」にして怒りの表情!語気を強め言い返す!『ふん!いいよ!余計なお世話だ!』限界ギリギリの強がりで踵を返し細目の前から去る佐保。『あん?』と想定外の反応だったのか呆気に取られる細目、完全な上から目線の取引で勝ちを確証していたハズ、煽り散らした挙句に従わせる算段だったのだろうか?『へっ!なんでぇい!見え張りやがって』と拳を振り上げながら飛び跳ねている、全身で悔しさを表現している細目、煽り耐性なさすぎるだろ!。
無い事は無いやる気
佐保『よーし!ひとつ飛び込みでもやるか!』一軒家の前に立ち、満を持して決意!初の佐保のセールスがお披露目である!細目に煽られ、上司からは精神棒を喰らい、同僚からは好奇な目に晒され、家庭内戦争に巻き込まれた企業戦士が今1人戦場に降り立つ!『ごめんくださーい!』と門から玄関までおよそ2メートルの距離を全力疾走して敷地内へと消えていく佐保!消えた刹那、犬種不明の犬の吠える声が周囲に響き渡る!そしてアニメにありがちな「争った際に出る煙(主にのび太がジャイアンにボコられる時)」や星や集中線が佐保の向かった先から迸り、犬(犬種不明、酷い風体)と共に佐保が飛び出してくる『さいならー!』争ったのか?一方的なのかは不明だが首に巻かれた筈の佐保のマフラーが胸元から飛び出し、齧られたのか?元からなのか?先端がささくれている。下手したら飼い主の管理責任と共にこの不細工な犬の安楽死案件である。

終盤
- ふやけた名刺
- 汗だくの攻防
- 特級呪物
- 半獣化とその同僚の力
- 横領(私が貰っておきましたよ)
- ナマケモノになりたくないんだ!
- クリニック行き
ふやけた名刺
・『土地売れましたか?』サウナで蒸されている佐保に背後から声が掛かる。一世一代の勝負を秒殺された末に逃げ込んだサウナで「落ち込んでる」のか?「整ってる」のか?よく分からない表情の佐保の背後に「白豚」の様なモノが転がっている、突如セールス状況に関して問われた佐保『ハハ、あなたですか‥』さして広くもないサウナ内の異質な存在が視界に入らない訳も無いのに白々しく答える(共通の後ろめたさにより他との接触を避ける傾向あり)。『いや、ダメですよ、、』信に迫る発言である、確かに佐保は「やりきった」、失敗はしたものの自らの意思で動き、行動して過去からの脱却を図るべくして「ナマケモノ」から「、、、?」なんだろ?「サナギから蝶」的な表現をしたい所だが適切な「動物」が浮かばない(まーとにかく生まれ変わろうとした訳)、そんな佐保をバッサリ切る喪黒『ホッホッホ!同じセールスマンなのにだらしないですなぁ』、容赦の無い言葉に打ちひしがれるより前に佐保は「ある事」に気づく『えっ!あなたも!』、いやいや今更何を言っとんねんと思われるが確かに喪黒は自らの素性は明かしてはいない(佐保のセールス論を否定した挙句、裸の付き合いもしているのに)。『わたくし喪黒福造とと申します』改めて名乗り喪黒汁をたっぷり含んだのかふやけた名刺を差し出す。
汗だくの攻防
・『あなたは何を売ってるんですか』のちの「何かのセールスマンに間違われるお約束」は無くストレートな質問が喪黒へと投げかけられる、『そうですなぁ、よろずセールスマンとでも言いますかぁ』毎回ドヤ顔でほざいてる「ココロ」とは言わず、言えずなのか適当に誤魔化す喪黒、当然本人も理解されるとは思っていないだろうが余計な「自己顕示欲」が湧いたのか『例えば、、あなたの代わりに土地を売って来るとか、、、』、と喪黒は訳の分からない事を言い出す、茹でナマケモノになって思考力が低下しているのか?元からなのか?とにかく理解の追い付いてない佐保に喪黒は更に「強烈な一手」を指す(汗だくで)、『あなたをホントのナマケモノにする事だって出来ますよ』。誰かが言った「誰だって、いつでも、何かになれる!」目標達成を目の前にした佐保は『ハァ?』恍惚なのか熱いだけなのかアホづらで気の無い返事を返す(汗だくで)。
特呪物
・『これはナマケモノを型どったまじない人形です』水色の館内着を羽織り喪黒はサッカーボール程のナマケモノ人形を見せている(起き上がり小法師みたいな形でブサイクな見た目)、『佐保さん、あなたちょっと爪を切ってくださいな』、髪の毛の方が手っ取り早い筈だし「佐保の」だったら何でも良さそうだが佐保の頭髪状況を加味したのか?セールスマンの情け?なのか切った爪を要求し人形の土手っ腹にぶっ刺す、『あなたの肉体の一部がこの人形に宿りました』いきなりやべー事を言い出す呪術師喪黒だが更に続ける『この人形を抱えてあなたは念じれば良いのです、ナマケモノになりたい!ナマケモノになりたい!、、、とね』、おもしろ要素は皆無であり、卑猥、中年の哀愁を感じる一連の行動に佐保は『ひえー、それはおもしろ』と全乗っかりで人形を胸に抱え呪文を唱え始める、『ナマケモノになりたい、ナマケモノになりたい』丁寧で優しく、小さな子供に語りかけるかのような、まるで幼き日に聞いた子守唄かのような穏やかで落ち着いた口調で「オッサンが私利私欲丸出しのクソみたいな思考全開の終わってる人特有の願望」を口にしている。
半獣化とその同僚の力
・半ナマケモノ人と化した佐保(夢の中)、理想の姿なのだろうか夢の中で獣化した上で更に寝ている(夢の中)、ナマケモノになって怠ける、、、彼の理想の世界の理想像であるがそんな夢のような時間はすぐに終わる、『佐保さん!』喪黒が夢の中に乱入した上で起こしに掛かる。喪黒『随分ぐっすりでお休みでしたね』叩き起こしておいて何だが気を使っている。喪黒『あなたがお休みしてる間に契約をとってきましたよ』とパッと見500枚は有るA4用紙「土地売買契約書」を佐保に差し出す、佐保『うんぁー!すごい』時間的に明らかにおかしい点には目を瞑り驚く半獣。後日会社『佐保くーん!君の今週のハッスルぶりはすごいじゃないか!』超ごきげんな精神棒上司、『いや、どうも』なんて一丁前に謙遜する佐保。壁に成績表が貼ってある、佐保と細目、その他8名で合計10人、縦の棒グラフで契約数が表示され佐保がトップに君臨している、第二位(その差おそらく20件程)細目君、更に20件程の差が有り第三位斉藤君(どんなツラしてる奴かは不明)、第四位吉田君、第五位白川君、残念ながらの最下位は中畑君、しかし最下位と言っても佐保の500件から推測するに件数は恐らく300件は契約を取っている、って事は細目の野郎は素の力で480件は契約を取ってる事になる、すげーよ細目、「斎藤」も「吉田」も「白川」も、ついでに「村井」も「原」も「西谷」もみんな優秀じゃん!
横領(私が貰っておきましたよ)
・『これじゃ佐保くんに月間賞取られかねないぞ!』と細目君を煽る上司、あからさまな「悔し顔」の細目(普段見えない白目をむき出しにして、無かった歯が突然生え出して歯を食いしばる)を見て「したり顔」(しししって言って笑ってそうな面)をする他力全開の佐保。『いやーあん時の細目の顔ったら久しぶりにスーッとしましたよ』サウナ内にて喪黒の白い裸体を前に「胸がすいた」と気持ち良さげに惜しげもなく恥ずかしげも無く語っている、『それはよかった』と喪黒はあっさり返し『また契約を取ってきますからね』とサウナを後にする、そして佐保は「あの呪物」を抱えサウナ内で再び理想の姿へと成るべく「サボり始める」が、ふと疑問が頭によぎる『あの人どうして簡単に契約を取ってこれるんだろうなぁ?多分、、、』と想像の話が脳内に浮かぶ、喪黒『あなたは契約書にサインをする!サインをする!ドーン!』と一般人をドーン!して契約を取る様が描かれる(あながち間違っては無いだろうが真相は不明)っていうかサウナで寝んなよ。あの上司『佐保君!君は契約ばかり取ってくるがちっとも入金が無いじゃないか!』会社にて佐保に詰め寄る棒の上司、『心配してお客に電話してみた!、すると君みんな手付金は支払い済みだと言うじゃ無いか!総額580万円にもなるんだ!すぐ返さないと横領になるぞ!』、自ら動く「出来た」上司の反面、即断で横領を疑う「疑い深さ」を持つ、手付金が一件あたり「一万円」程ととても正しい金額とは思えないがとにかく金が無くなってる様子、驚愕する佐保だが「あたり」は付いている様子でサウナへと駆け込む、『喪黒さーん!』スーツのままサウナは突入する佐保、中には妖精のようにひときわ白いオッサンが1匹、サウナ内にてマフラーまでしている佐保『あのー僕うっかりしてて手付金を頂くのを忘れたもんで、、』「てへぺろ」とまでは行かずとも頭を掻く仕草までして「うっかり具合」を演出している佐保、答える白い恵体妖精『あーあのお金は私が貰っておきましたよ』
ナマケモノになりたくないんだ!
・『なんですって!』コートまで羽織る佐保が驚愕する!喪黒『あなたをナマケモノにする費用です』と「後付けぼったくり価格」を提示どころか徴収済みである事を告げる、『じょ、冗談はやめて下さい』肩に掴みかかる佐保(緊急時とは言え汗だくのおっさんの肩には抵抗があります)『冗談ではありません』佐保の方を一切見ることもなく淡々と語り、『ほら、忘れていきましたよ』と呪物を差し出す(サウナに置いてくなよ)、『ふざけんなー!』と振り上げた拳で罪の無い呪物が殴りつけられる、喪黒の手から吹っ飛ばされもの悲しげにサウナの床に転がる「愛しのナマケモノ人形」、『僕はナマケモノなんかになりたく無いんだ!』と珍しく青筋をこめかみに出現させ喪黒に詰め寄りキレる佐保、他力で得た優越感により望んだ姿を忘れてしまったのか「ナマケモノ」の否定をしてしまう佐保、終始落ち着いた表情(不変)と口調を継続させ座っていた喪黒だが「すっく」と立ち上がり(凄みを効かせる佐保の質量を遥かに上回る巨躯)落ち着いた口調を継続させたまま静かに告げる、『あなたはナマケモノになるのです、、、』静かなる凄みを効か詰め寄る喪黒、サウナ内に設置された焼石に追い詰められる佐保(スーツにコートにマフラーをしたまま、アホみたいに舌を出して)、『ナマケモノになるのです!ドーン!』
クリニック行き
・『わたくし佐保さんの友達でしてこのお金を治療費の足しにして下さい』と風呂敷に包んだ札束らしきモノを差し出す、場所をどこぞの病院の院長室らしき所、机を挟んで院長らしきハゲた後ろ姿が見える。院長『会われても仕方ないでしょうが一応面会なされますかな、、』鉄格子のシルエットをふんだんに使い「モノモノしさ」が過剰に演出される病院内、廊下を院長(なんか色々パーツが足りない面)と歩く喪黒、そしてたくさんある扉の一つを開ける、『いやー佐保さん』巡回のルーティーンなのか佐保に話しかける院長、病室には簡素なベットが一つ、しかしそこに佐保の姿は無い、『一日中こうしているのが好きみたいですなぁ、ハハハ』と「院長はご満悦!」、後ろで見ている「喪黒もご満悦!」、そして「病室の天井に這わされた棒に両手足でぶら下がり人類の筋力では数分が限界な所、一日中ぶら下がっているらしく、姿かたちには変化は無くとも精神面と上腕から下腿三頭筋周辺が完全にナマケモノと化した佐保もご満悦!(表情は終わってるけど)」(実際にはナマケモノは爪によってぶら下がっている)喪黒『本当のナマケモノになった今、彼はどんな夢を見ているのでしょう』と完璧に「スキマ」を埋めきり気持ち良さげに喪黒は夜の街へ消えていく。

感想
・事前に結果を考慮して金を横領する策士であるが横領した金で家族へのアフターフォローもしてあげて、あと細目の優秀さが際立ったね。
あとがき
・怠惰を求めて勤勉に至る、と言う諺があり、好きな言葉でもある。サボるにしても考えて「やってる風」にしたり周りから不快に思われないようにする、自分はそうする。バレてる「サボり」は結局サボれて無いのでは無いだろうか?努力、とまでは言わないが最低でも工夫が伴わない怠惰はただの自傷行為である。
コメント
こんばんは。
お元気ですか?
まだ気にかけて頂けている方が居る事に驚いています、幸い元気ではありますが更新の意欲が落ち込んでいるところでした。近日更新しますので暇つぶしにでも見て頂けると幸いです。
こんばんは。
お元気で何よりです。
楽しみにしております。
こんばんは。
更新ありがとうございます、とても分かりやすく面白いです。
こんばんは。
最後まで書き上げて頂き、ありがとうございました。
大変お疲れ様でした。
余裕がある時に、更新して頂けるのを
楽しみにしております。