画像も無しでレビュー
- 理不尽度・1:駄目ヤロー
- 自業自得度・9:忠告無視
- 変わり種度・7:紳士喪黒
- アンハッピー度・3:足を怪我したくらい
- 度ーん・8:ダブルでバックミラー越しドーン!
概要
今日のお客様
- 大井 卓司 33 タクシー運転手
- 気の弱そうな男性
本人も自負する「気の弱さ」を持つ運転手、決して乗車拒否はしない。
立ち位置(もぐちゃん)
- 大井の運転するタクシーに乗り込んで来る
- 試すような行動をして大井の「人の良さ」と「気の弱さ」を確認する
- タクシー会社近くのラーメン屋にて再度遭遇。
「途中で目的地を変える」や「ここで降ろせ」等、面倒な客を演じる喪黒。
2度目(ラーメン屋)に会う時は一転して大井を褒めちぎる、悩みを打ち明ける大井に「運輸行政の怠慢」を持ち出し大井を鼓舞するが最初は断られる。
タクシー乗車時喪黒の目的地は八王子であったが何しに行くのだろう?
ココロのスキマ
- 気が弱くて乗車を断ることが出来ない
- 距離の短い客ばかりで売り上げが悪い
気が強ければ「断る」のだろうか?拒否する理由は気の持ち用ではなく客側の問題な気がするが、とにかく気が弱い。一見すると人の良さそうな描かれ方をしていて、のちの結果を予期させるような行動は無い。「悪い客」の描かれ方は単純で言葉使いが悪い。
あらすじ
さわり(ファーストドーン!)
- 喪黒の熱い説得?に乗り提案(売り上げが上がる)を受ける。方法は「張り子の虎」を飾る。
- 忠告を受ける「今後も決して乗車拒否してはいけない」念押しドーン!されます。
バックミラーにぶら下げる虎の人形、赤べこの虎バージョンみたいやつ、喪黒は虎の蘊蓄を垂れるが大井は興味がなさそう。
少しネタバレ(お約束だが)結局忠告は破られる、ドーン!しといて破られるならこの「忠告ドーン!」の必要性はあるのだろうか?
セカンドドーン!前
- 早速いい客を拾うようになり、売り上げものびる。
ここで描かれる「いい客」の定義は様々である。
長距離、これは単純に売り上げに直結、ゴルフバックを抱えている客など
人が良い、これは仕事をしていて気分が良くなる、楽しげな家族連れなど
お小遣いをくれる?!、これはどうなの?、着物のパンチパーマでサングラスをかけた女性!?など
ちらっとやばそうな奴も現れるがみんないい人
セカンドドーン!まで、、、※紳士喪黒登場!
- 売り上げが伸び気が大きくなる、気が強くなる訳では無く、ただ態度がデカくなって来ている。
- 売り上げ新記録を作るため「乗車拒否」をする、あろうことか急いで病院に向かおうとする妊婦!
同僚からもウザがられる程に態度がデカくなって来ている(わかりやすいフラグ)
遠くに長距離っぽい客を見つけるがその客を乗せる前に妊婦に乗車をお願いされる(切羽詰まった様子)あっさり「歩いていける」と乗車を拒否して走り去る!その際妊婦はバランスを崩し転びそうになる。
そこに紳士喪黒登場!妊婦を抱きかかえ助ける。あろうことかタクシーまで探してくれる超良い人!(を演じてる?)
当然大井に対して、もぐちゃんはおこです。
セカンドドーン!後
- ある日、大井は「魔の巣」付近で客待ちをしている(恐らく喪黒の作戦)、結局客は現れずに大井はその場を去る。
- 走行中、すでに乗り込んでいた喪黒が現れ、運転中の大井に対してバックミラー越しにドーン!します。
- 車はスピンして大井だけ外に放り出され海に落ちる
- 海から上がるが足を骨折!しかもタクシーが無くなっている。
- 近くを走る車に助けを求めるが無視(乗車拒否?)される。
終盤駆け足な展開ですがまず、今回魔の巣店内編はありません、看板だけ出ます。
運転中の運転者にドーン!をする「自殺行為」をする喪黒だが、それだけ今回はお怒りなんでしょう。
当然運転継続は困難で車はスピン!喪黒は飛んでった大井を尻目にタクシーを持ち逃げした模様。
「明日は我が身」を話をまとめ、何事も無かったように歩き去る。(笑)ながら
感想
まとめ
シンプルに大井が駄目なヤローとして描かれる、その分「喪黒紳士バージョン」が際立つ。しかし行動の振り幅の大きさを改めて感じて喪黒の怖さをすごく認識できる。
追記
最後助けを求める大井を(地面を這っている)無視している、あの一般人もどうかと思うが、、、
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