画像も無しでレビュー
- 理不尽度・1:もぐちゃん良い人かは知らんが手出しはして無い
- 自業自得度・10:絵に描いたような自業自得
- 変わり種度・2:オチは読めちゃうね
- アンハッピー度・8:「自慢」を失うって事?
- 度ーん・2:言うこと聞かせ系
概要
今日のお客様
- 若狭 万次郎 50 会社部長 既婚 子供有無不明
- ナイスミドルのおじさま
・でかいビルの中に有る何らかの会社の部長、妻(百合子)同い年(恐らく)とは思えないほど「おばさん」。一昔前の50歳のイメージを完全に踏襲しているので違和感有り。
・一方50歳とは思えないほど若々しい見た目の万次郎、自他ともに若さを認めている。
立ち位置(もぐちゃん)
- 意味もなく万次郎の居るビルの中に居る
- 万次郎に電車の席を譲ろうとして怒鳴られる。
- お詫びとして魔の巣へご招待。
・良く考えれば喪黒はサラリーマンなのでどこぞのビルに潜んでても不思議は無い。
・とても席を譲る対象では無さそうだが謎の親切心で万次郎に声を掛ける。しかもシルバーシート、そもそもなんでお前が座ってんだって話。
・どう見ても口実である、そして自分のホームへ引きずり込む用意周到なもぐちゃん。
ココロのスキマ
- 思ってるより老けて来ている自分に気が付く。
・駅のホームで若いねーちゃんに「おじさま」と声を掛けられたり(定期を落とした)、自分の後ろ姿の写真を見て「どっかの年寄り」と勘違いしたり、妻に「自分で思ってる程もう若く無い」と言われたり。そのせいで更に塞ぎ込む。
あらすじ補足
序盤
- 最序盤は若さ溢れ、部下に「若さの秘訣は?」なんて聞かれ調子に乗っている。
- 次第に老いに気づき喪黒に席を譲られる始末、その後喪黒へ相談、そして提案、そしてドーン!へ
・10歳若いとされる部下(ハゲ、デブ、メガネ、ちょび髭、とても40歳とは思えない)から若さの秘訣は?を聞かれ「気の持ちよう」と得意げに「ドヤ顔」で答える。
※はっきり言って「秘訣」なんてどうでも良い!ここで注目して欲しいのは「質問する部下」である。見た目は完全に上司、リアル50歳でもキツい!
・喪黒の罠?により魔の巣へ、心のスキマを話す羽目になる。
ドーン!
- 喪黒「私が若返る方法をお教えしましょう」と提案。&名刺。
- 往年有名俳優を模した人形を渡す。
・正気とは思えない提案をするが意外にすんなり受け入れている、反発を描いてもダレるだけなのかあっさり話は進展する。
・往年のハリウッドスター(アドルフ・バレンチノ)を手のひらサイズにしました的な人形を渡す。そして万次郎の髪の毛を一本抜き(傷害)人形に巻き、そして「念じろ」からの「ドーン!」
※要は人形にお願いしろって事だが「〜すべき!」と強制的なドーンが多いような気もする。
ドーン!後 前編
- 家で人形に「私は若い、永遠に若い」と念じている。
- あっと言う間に若返る
- 喪黒からの忠告を受ける
・強制的ではあるが律儀に念じている。とても「ドーン!」されてないと出来ない所業、あほらし過ぎて。
・「お兄さん」と声を掛けられる(駅のホームで道案内)見た目も声色も若い、声優の演技力が問われるが見事に成功と呼べるであろう。
・お約束の有り難いご忠告、「若いと調子に乗って無理をしないように」と、、、
後編
- 帰り道「タクシーを止められない女」が万次郎の前に現れる。
- やる気満々万次郎!
・魔子という名の女(一応キレイどころ、色白で妖怪人間ベラみたい)のが表れ万次郎へ頼み事をする、「タクシーを止めて欲しい」と、なんでこんな事頼むのかと思ったら万次郎が「タクシー業界からは女性は遠くへ行かない」と何故かタクシー運ちゃん目線で解説をする万次郎。
・魔子は六本木まで行くようだが、何故か万次郎も相乗りしている。万次郎、若さ故に手を出す、、、、。今後会う約束まで取り付ける。念じる気持ちにも力が入る!
終盤
- 万次郎、念じまくる!
- 妻との関係
- 魔子とディスコへ
・「もっと若返らせてくれ」ひたすら念じる。『万次郎・やる気満々・万次郎』。
・一方、百合子からの「お誘い」がある模様、、、。百合子「この頃冷たいのね、、」万次郎「仕事で疲れている」とやんわり断る。いろいろキツいわ。
・踊る万次郎。次第に「若返り効果」が切れ始め「老いる」と「念じる」のループへ突入!そして、、、(一応途中で喪黒の「大丈夫ですか?」の声はかかる、当然聞かないけど)
感想
まとめ
万次郎どうなっちゃったんでしょうね?イマイチ良くわからないオチでしたが「ギリ死んで無い」って感じでしょうか?今回50歳のおっさんが無理しましたって話ですが今の50歳を知っているとかなり年寄りに描かれてます。違和感もあり面白さでもあるがホントに人間進化してる?って言うのか変化してるなと感じた。
追記
自業自得が強すぎるのと、喪黒の理不尽さがほとんどないのが話の弱さに繋がる。
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