画像も無しでレビュー
- 理不尽度・３：自らの失敗で喪黒を呼び、自らの失敗で、、
- 自業自得度・８：図星を突かれ、挑発に乗る
- 変わり種度・３：ありがち失敗もの
- アンハッピー度・９：親っさんの子分に「おんどりゃー」されました。
- 度ーん・８：時代を先駆け「リモート・ドーン！」しかも2回されます。
概要
今日のお客様
- 白玉 教一 （しらたま きょういち） ４４歳
- サラリーマン（課長）、既婚
- すごくゴルフにハマっている
・ロマンスグレーのおカッパに茶色のメガネ、カッパ口でまる鼻のオヤジ。しょぼくれたスネ夫と表現するのがが近いかなと、、、
・上司（部長）と部下に挟まれたキツイ立場、しかも共にバカにされている（あくまでゴルフに関して？）。そして意味ありげな発言をする嫁（バカボンのママを太らした感じ）
・スゲーハマってるけど上手くならない典型。理由は不明ながらも日々の練習や個人レッスンは怠らない、しかし下手、、、って言うか危ない！
立ち位置（もぐちゃん）
- 白玉に撲殺されかける。
- 「クラブ作りの名人が開発した最新式のメタルクラブ」を進呈。
・白玉のフルスイングドライバーが喪黒の頭に直撃、当然のようにノーダメージだが小道具（作り物のたんこぶ）と持ち前の演技力で白玉へサプライズ！非常に趣味の悪いサプライズだが白玉もヤバい奴（夜の公園でフルスイング）
・ゴルフが上手くならないと言う白玉の悩みを聞き「スーパーゴルファー」にすることを決意。詳細一切不明のゴルフクラブ作りの名人が作った「MOGURO１９９１」！？（ドライバー）を進呈。
ココロのスキマ
- 寝ても覚めてもゴルフ、相性も良いと自負！しかし下手。
・確かに下手である「真っ直ぐ飛ばない、そもそも当たらない、近距離のパターも外す」しかしこれは「上手く無い人の範疇」だが、振ったクラブがすっぽ抜けるとか素人以下でただの危険人物。唯一の趣味で相性もいいと言うが根拠は無く独りよがり、そして「一生懸命やってる」などと言い訳をして醜態を晒す。しかも嫁には「苦しみながらやってるように見える」と真意を見透かされる始末。
あらすじ補足
序盤
- ゴルフ場にて失敗続き
- 夜の公園にて
・毎度ブービー賞の白玉は相変わらず失敗続きで上司、部下からも「失敗を期待」されている状態、しかもしっかり期待に応えている模様。家に帰るなり嫁からは「今日もブービー賞？」とディスられる。食事中の白玉は頭の中がゴルフでいっぱい（何を見てもゴルフ関連に思える）見かねた嫁が「たまには私の事考えて下さいな」とデレたかと思えば、今度は「苦しみながらゴルフしてる」とツンを見せる。面倒くさい生き物にも思えるし、しかも意味ありげな発言をするも、特に今後に生かされていない。
・ゴルフ禁止！とデカデカと書かれた看板のある公園で一生懸命にスイングの練習をしている白玉、しかも夜。喪黒を撲殺しかけるもココロのスキマを埋めてくれる間柄に、、、今回はなぜかやけに喪黒が乗る気である。
ドーン！
- スーパーゴルファー
- MOGURO1991
- ドーン！（一回目）
・後日、ゴルフ練習場（打ちっぱなし）にて「白玉スーパーゴルファー化計画」がスタート！いきなり喪黒に「想像以上に下手」とディスられるし、白玉は「以前レッスンプロにも手の施しようが無い」と言われたと自虐ネタをブッ込む。不穏な空気が流れる中、喪黒が「即効性のある方法があります！」と言い放つ。
・一本のドライバーを差し出し「ヘッドの後ろをカットしフィンを付ける事によってヘッドスピードを増し方向性を抜群にした」と合ってるかどうか分からん理論をドヤ顔で説明（とても目立っていて周りの客がみんな見ている異様な風景）、真偽不明の理論は置いといてそのクラブの名前が酷い！しっかりクラブに「MOGURO１９９１」と彫ってある、しかも表面はプリズム加工、でも見た目は中二病が好きそうなフォルム（火の玉のような）。
・疑いの表情を見せる白玉に自ら「こんなヘンテコなクラブで打てるのか？と疑いですね？」と指摘、さらに素晴らしい理論を展開するのかと思いきや「必ず当たると信じるのです！」とドーン！に丸投げ。公衆の面前ですがいいのでしょうか？
ドーン！中
- クラブの真価
- 挑発
- 忠告
・いつものメンバー『上司（部長）×１と部下×２』とゴルフ場にていつもの「失敗を期待」されている白玉。しかし自信なさげに打つ一打目が芯を捉え凄く飛ぶ！そして見事にピンに当たる！入ったかは明確に描かれていないが強烈なショットを決める。一同『上司（部長）×１と部下×２』のもう合わせたかのような「何ーーー！！」が印象的。
・魔の巣にて上機嫌で喪黒と酒を飲む白玉、スコアが伸びた事や上司に再戦を申し込まれた事を話す。上司からは「今度勝ったら３万やる」と完全にゴルフ賭博に巻き込まれるが「負ける気がしない」と強気に答える。ここで一つ疑問が浮かぶ、、、※にて注釈。
・お決まりの忠告タイム「あのクラブはあなた専用、あなたの為にだけに作られたクラブです、絶対に他の人に使わせないようにして下さい」続けて「約束を破ったらどんなことになっても保証しませんからね〜」と脅しにかかる。そもそもどの口が「保証」を口にするのかと思う、保証なんてした事無いだろ！っと。
※回想にて白玉が上司に勝ったシーン？が描かれているが、そのシーンは白玉の打った球がグリーンに乗った場面である。白玉さんはそっからも勝負なんじゃないの？としみじみ思う。以前にパターを外す所も描かれているし、しかも「MOGURO１９９１」はドライバーである、、、
終盤
- 上司の挑発
- リモート・ドーン！（二回目）
- 親っさんの子分より
・再戦日、当然白玉は調子が良い！しかも以前からドライバーにも注目が集まっている。そうなれば「貸してくれ」となるのも当然であろう、、、やんわり断る白玉だが強引い奪い取ろとする上司（部長）、おっさん同士が物を奪い合う様が醜く、上司からは「上司命令で貸せ」（パワハラ）とまで言う始末、、、見てて居た堪れない。諦めかけた上司だが「クラブが良いだけで上達した訳じゃ無い」と完璧な正解を出され戸惑いながらも白玉は挑発に乗り自らMOGURO１９９１を差し出す。
・MOGURO１９９１を手にした上司は「イケる気がする」と矛盾を口にしながらもボールめがけフルスイング！かすっただけ？なのか殆どボールは飛ばない、見事な失敗である。何気ない風景だがその一部始終を林の奥から喪黒がしっかりご観覧！気を取り直して白玉の番、スイングに差し掛かるも「MOGURO1991」から本体の念？が現れ白玉に語りかける、、、「約束破りましたね〜」。そして白玉に遠距離スタンド能力を発動！「リモート・ドーン！」が炸裂。
・スイングは継続！そのままボールへと振られるMOGURO１９９１はボールの芯を捉えるも球は木に当たりながらも林を抜け隣のホールへ飛んでいった、、、そしておっさんの叫び声！球の飛んだ方へ走る白玉の目の前には側頭部にゴルフボールをめり込ませた大男が仁王立ち、、、からの大男は卒倒。その男はどう見ても一般社会生活を送っていない方でしかもかなり格上のような出立ち。如何にもな見た目の子分（犬みたいのも居るが）が現れ「落とし前つけたる、おんどりゃー」されましたとさ、、、
感想
まとめ
とって付けた力を自分の能力と勘違いする、、、分かりやすい「調子乗んなよ」的な話である。注目を全てドライバー（MOGURO１９９１）が持って行ったが教訓になる点がわかりやすく実生活に落とし込みやすい話なののでは無いだろうか。
追記
被害者は悪の存在であるかのように描かれているがあまりに理不尽でな無いだろうか、、、お友達とゴルフに来てたら頭にゴルフボールぶっ込まれました、、、、とても理不尽では無いだろうか。
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