画像も無しでレビュー
- 理不尽度・5:甲斐性無しでもあるが見捨てた感もある
- 自業自得度・7:メンタル弱し
- 変わり種度・3:オチはありがち
- アンハッピー度・8:本人は良くても
- 度ーん・2:言うこと聞かせ系
概要
今日のお客様
- 耳津 邦夫 みみず くにお 32 カメラマン
- おデブの丸顔、フクロウ的?な目と眉毛とモミアゲ
- 妻と息子あり
・「みみずく」から来ている。フクロウが大好き。
・目はともかく眉とモミアゲがすごい(飛び跳ねている感じ)
・「サザエさん」と「のび太ママ」を足して2で割ったような妻と「親父遺伝子80%」な息子。
立ち位置(もぐちゃん)
- フクロウに間違われて写真を撮られる
- 耳津の相談に乗る
・間違われたと言うより、単に画角に乱入してきた感じ。撮影は夜の森で行うがなぜそんな所に喪黒が居るのか?
・稼ぎの少ない「フクロウ写真」を妻に責められる、仕事のあり方を相談。フクロウの生態まで持ち出して耳津を説得、相変わらず上手い手口。
ココロのスキマ
- 仕事に対する妻からの不満、稼ぎの少なさから来る経済的不安。息子の学費など
・甲斐性なしの夫に御立腹、自らどうにかしようとする気はないようだ。
あらすじ補足
序盤
- カメラマンとして働く耳津は趣味も兼ねた「金にならないフクロウ写真」ばかり撮っている。
- そっくりな息子のお出迎えで微笑ましい場面から一転、妻との関係は良くはない。
- 喪黒の提案「都会のフクロウ」を撮る。
・帰宅後も「フクロウの絵」まで描く始末。静かなる異常者感あり。
・あれだけの不満をぶつけられながらも続ける耳津もどうかと思う。
・「フクロウも真夜中せっせと餌を集めてヒナを養っている、あなたも家に居るヒナを養わなければなりません」とフクロウの生態を持ち出して耳津をやる気にさせる。一度提案を持ち帰るが妻との関係は切迫!「都会のフクロウ」を撮りに行くことを決意。
ドーン!まで前編
- 喪黒に連れられて都会に中にある竹藪へ
・竹藪の中には料亭があり「如何にも怪しい密会」が行われている。これを夜中に活動しているまさに「都会のフクロウ」と称してスキャンダラスな写真を撮るように提案。当初は「こんなことの為にカメラマンになったんじゃない」と反発するもお金が必要と言うことで納得。「政治家」「企業の重役」「アイドル」「ヤクザ」「下着泥棒」に至るまで、様々な写真を撮る事になるが、、、、
※ドラマ俳優同士(男性)の恋愛もスキャンダル対象、時代を先取りしている。
ドーン!まで後編
- 収入は増えるが、、、
- 喪黒の謝罪!
・やっている事に「罪悪感」があるのか悪夢にうなされる、「もらえるお金は増えたが心が虚しくなっている」と生意気な事をぬかしている。途中少しやる気になってたがフクロウ野郎にはキツかったようだ。
・耳津の様子を見かねた喪黒が「良かれと思ってした事がかえってあなたのココロにスキマを作ってしまったようです」と珍しく、素直に、若干本気っぽく非を認め謝罪をする(ここの喪黒の演技は良い)
「ドーン!」その後
- 喪黒は仕事を辞めるように優しく諭す
- 更なる「優しい提案」と「いつものあれ」をする。
- 耳津のその後
・都会のフクロウを撮るのをお辞めなさいと言うも「妻と子」を考えると止められ無いと精神が不安定な状態になっている。嫁働けよ!
・「家も世間も何もかも捨ててフクロウになりきるのです!」とムチャな提案、当然耳津も「そんなムチャな、、、」と呆れるが「フクロウのように生きなければならないのです!」と「ドーン!」
・しばらく自宅へ帰って来てないのか妻が耳津を探している、「嫌な仕事なら辞めても良いから帰ってきてー」なんて今更なセリフで吐く。そしてふと見上げた木の上に耳津の姿を見つける。
感想
まとめ
正直オチはありがちな感じではある。が今回は喪黒の仕事に対する姿勢が垣間見える、そこが見どころ。「ココロのスキマ」を埋めるのは本来の目的で間違い無いと確認できる、結果はどうあれ隙間が埋まらない場合に喪黒は「失敗」と考え是正しようとする、力技で、、、。
去り際の「私も時々”モグロフクロウ”になりたくなります」つまらないギャグもご愛嬌。
追記
甲斐性なしのくせにメンタルが弱いってのはての良い餌になります。
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